子連れ家族のための温泉ポイント![]()
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ お湯は適温の浴槽もあり、硫化水素の刺激あり
- 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★★★★ ベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント![]()

奥鬼怒4湯で最後に紹介するのがこちら!「手白澤温泉」。それぞれ個性ある4軒の中でも、なんというかこだわりでいえば1番群を抜いてる。だいたい一番遠くて2時間半も歩かないとたどり着けないのにラグジュアリー感のあるデザイナーズな旅館ってどういうこっちゃ。

そしてここは日帰り入浴を受け付けていない。ここのお湯に入ろうと思ったら、宿泊するしかない。

食事も洋風オーベルジュ感のある洒落たもので、夕食時間など自分が登山スタイルで上ってきたことが可笑しいんじゃないかと思えるほど。(まあ大きい声では言わないが、奥鬼怒温泉郷は関係車両は通行できるから、客は徒歩でも食材は車で調達できる)

日光澤温泉と同様に、手白澤温泉も訪問後にYahoo!ニュース エキスパートで記事を書いているので、食事を含めてだいたいのところはそちらを読んでほしい。ここではそこに書ききれなかったことなどを。
Yahoo!ニュース エキスパートで手白澤温泉を紹介した記事⇒アクセスは歩いて2時間半!なのにラグジュアリーな"ごほうび宿"が山の中に 奥鬼怒温泉郷「手白澤温泉」

源泉までは1キロ弱離れていて、そこから引いた温度がさまざまな温泉をご主人が適温になるようにブレンドして湯船に注いでいる。

ちなみにこの辺では温泉より水を得るのが難しいらしくて、水のために掘ったらいつの間にか出るのが水じゃなくて温泉になっちゃったみたいな話があったり。

男湯と女湯の入れ替えはなし。これは男湯は客室の一部からちらっと見えてしまうことや、入れ替え時間を作るとわざと間違えて入ろうとする人があるかららしい。

脱衣所は広く開放的で、絵も飾られていてミュージアムのよう。窓からお風呂とガラス越しの緑が見えて映える。露天へのあけ放たれたガラスも含めて一幅の絵のようだった。

洗い場も面白い。シャワーやカランなどの設備はなく、湯口のようにお湯が流れ続けて、それを受けるのが臼。臼に溜まったお湯を汲めば、髪や体も洗いやすい。

お湯は硫化水素臭がして、しっとりした感触の中にすべすべを感じる。メタケイ酸が多めだからか。見た目はほんのり濁り湯で、それほど濁りは強くないが白い湯の花がいっぱい。


奥鬼怒はどこも硫黄のイメージが強く硫化水素臭はしっかり主張するが、肌あたりは優しくリラックスして入浴できる。

翌朝は男湯も見学させてもらった。内湯の作りは同じだが、露天風呂は女湯のように脱衣所から見て正面ではなく、内湯の横に出口がある。

出てみると、宙に浮いたような天空の露天風呂。これはこれで良いなぁ。
