子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆ お湯は一部ぬるめ、濁り湯で深さがわかりにくいので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
冬の奥日光湯元温泉に来て、最初に湯めぐりに来たのがここ「湯元板屋」。というか、最初は「ホテル山月」行こうとしたらまだお湯が入ってないって言われて、「紫雲荘」も準備中で、それで気が付いたらここに来ていたって感じ。
最初に言っちゃうと、泊まった釜屋旅館のお湯になんとなく不満があって(前来たときはもっといいお湯だった気がする)、でも板屋ではそんな気分が吹っ飛んでしまった。板屋の方が鮮度感がある。
「板屋」は決して新しくはないけれど、綺麗にしてあって感じの良い老舗旅館だ。フロントも丁寧で好印象。お風呂へはエレベーターで。男女別の内湯と露天風呂がある。
脱衣所から浴室に移動して、最初にお湯の色のあまりの綺麗さにため息が出る。緑色にちょっとだけ青を混ぜて、それから白をたっぷりと足したミルキーグリーン。磨き上げた翡翠のようだ。
新鮮な硫化水素臭に思わず頬がゆるむ。そうそうこのにおい!掛け湯をしているだけで早く入りたいと気がはやってしょうがない。
内湯はごく適温だったが露天風呂は熱め。そして明るい日差しの下で見るお湯がまたそそるんだ。浴槽の縁の析出物もお砂糖でコーティングしたみたいに真っ白でつるつるでところどころトゲトゲ。そしてお湯の中に入ってみればその析出物のつるんとした部分がそのまま浴槽になっていることに気づく。浴槽の内側に析出物の膜ができているみたい。
お湯の色が綺麗なミルキーグリーンに見えるのは、こうして浴槽の内側が析出物で白くなっているのも理由の一つなんだろうね。
2022年4月に再訪・宿泊してきたので、お部屋と食事の画像を追加する。夜に館内の「えばーぐりーん」でゆっくりお酒が飲めたことも含めて、ここの泊まりはとても良かった。オススメです。看板犬もいるよ。