伊東温泉小川布袋の湯

子連れ家族のための温泉ポイント

伊東温泉小川布袋の湯体験レポート

伊東には七福神の名をかんした共同浴場が点在しているが、なぜか布袋様だけは2軒ある。それもすぐ近くに。どうして？？

2泊したホテル緑風園から一番近い共同浴場が「岡布袋の湯」だったので、ここは後からでも行かれるだろうと思って後回しにして、その先にある「小川布袋の湯」に出かけた。「小川布袋の湯」の方が営業時間が短かったので難易度が高いと感じて優先したというのもある。

でもっていつでも行かれると思った「岡布袋の湯」は結局行く暇がなかった。タイミングとはそういうもの。次回の伊東旅行の宿題に残った。

布袋の湯の詩が可愛すぎ

さて、夜に出かけたので周辺の道は真っ暗だった。この共同浴場は明かりの少ない民家の通りの先にある。

入口に「ぬるいけんどもあったまる」と書いてあったが、そこまでぬるくない。計ると41度ぐらい。

はっきりとお湯の中で肌がすべすべとする。ここも昼間入った汐留の湯や弁天の湯と同様にカランからも源泉が出る。少し塩味がある感じで、舌触りは水と違い滑る。

大小2つの浴槽がある

浴槽は大小あって、お湯の違いはよくわからなかった。大は湯舟の底の穴から、小はお湯の中にあるパイプからお湯が出てくる。

洗い場も浴槽の脇も年配者でも入りやすいよう手すりが付いている

脱衣所に、湯上りにどうぞとお菓子が置いてあってほっこりする。地元の人たちの憩いの場なんだろうなぁ。湯上りも肌がつるつるし、確かに熱くないのにとても温まる。「ぬるいけんどもあったまる」の言葉に偽りなし。