伊東温泉弁天の湯（湯川第二浴場）

子連れ家族のための温泉ポイント

伊東温泉弁天の湯（湯川第二浴場）体験レポート

海沿いには「イカのくちばし」が干してあった。イカって鳥類じゃないのにくちばし？と思ったら、うん、確かにくちばしだ

伊東駅から近く、便利な場所にある共同浴場。しかし佇まいは路地に溶け込み、観光客向けではなく地元の交流の場であることをうかがわせる。こういう雰囲気が伊東温泉の魅力かな。

弁天の湯の看板

入り口前に弁天像があり、弁天の由来が記されている。湯川天神畑に夜中に赤い光が見えて、掘ると黄金の龍像が出てきた。そして夢に弁財天が現れて、龍は自分の化身だから乾の方角の桃源山の水が綺麗なところに祀れと。その通りにしたら湯川天神畑からお湯が湧き出たそうな。

弁天の湯の弁天像と由来

同じ湯川の第三浴場である汐留の湯に入った後、海側から歩いて行った。使っている源泉は汐留の湯と同じ岡源泉と湯川源泉の混合泉。

ちなみに弁天の湯はこんなところにあります、あの正面のタオル干してる建物

汐留の湯と共通なのはお湯だけではない。脱衣所のロッカーや浴室内は同じものを使って組み立てられているけど、こちらの弁天の湯の方が規模が大きい。浴槽も倍ぐらいのサイズで長方形。

カランから源泉が出てくることや、浴槽の底からお湯が注入されていることも共通していた。

お子様向けのバケツとおもちゃ

私が浴室に入ると、「石鹸貸そうか？」「もっとゆっくり入っていけ」「熱くてゆっくりできなかった？」と常連さんたちが親切に世話を焼いてくれる。

お湯の温度は潮騒の湯より少し熱めで43度弱ぐらいか。さらりとくせのない単純泉で、特ににおいや味はしない。汐留と続けて入ったからか、湯上りは少し肌がカサカサした。

受付にあった可愛いミニミニマスコット

弁天の湯は番台のある銭湯形式だが、番台があって男女共通スペースがあってから脱衣所入口という作り。この番台のところにたくさん可愛いマスコット人形が並べてあってね、写真撮らせてくださいって頼んだら、いいよいいよーって。

カエルとお風呂の組み合わせが可愛い。ガチャガチャのシリーズかな？