伊東温泉 ケイズハウス伊東温泉

国の有形登録文化財にしてゲストハウス

  • 所在地 静岡県伊東市東松原町12-13 TEL 0557-35-9444
  • 泉質 カルシウム・ナトリウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:岡84号泉
  • 入浴料 大人780円
  • 日帰り入浴営業時間 8時~11時、15時~20時
  • 設備等 男女別内湯など
  • 公式サイトURL https://kshouse.jp/ito-j/
  • ※お風呂の撮影は許可を頂いています
[2022年2月のデータ ただし日帰り温泉営業時間等は2023年1月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめ 
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆  

伊東温泉 ケイズハウス伊東温泉 体験レポート

東海館
夜の東海館

これは「ケイズハウス伊東温泉」…じゃない、「東海館」。

東海館の館内
見学できる東海館の館内

「東海館」は昭和3年に開業した温泉旅館で、平成9年に廃業し、今は伊東市が所有する文化財となっている。館内の見学が可能で、土日祝日はなんと入浴もできる。が、が、しかぁし、私が行動するのは平日ばかりなので、内部は見学すれども入浴には至っていない。

ケイズハウス伊東温泉の外観
こちらがケイズハウス伊東温泉

で、今回紹介するのは「東海館」ではなくて、隣接する「ケイズハウス伊東温泉」。昭和初期にタイムスリップしたような文化財の「東海館」のすぐ隣にほぼくっつくようにして建ち、建物の雰囲気も同じような文化財なので、「東海館」の一部であるようにも見えるが、もともと別の建物だし館内も別に繋がってはいない。

ケイズハウス伊東温泉の玄関

それにしても国の重要文化財なのに現役ゲストハウスとは!思い切ったものだと思う。あの素敵な建物に1泊3000円ぐらいで泊まれるんだよね?そのうち泊まってみたい。

ケイズハウス伊東温泉の受付

ちなみに今回は「緑風園」に泊まって良泉散歩を使って「ケイズハウス伊東温泉」に入浴した。良泉散歩というのは、「緑風園」「伊東小涌園」「大東館」「ケーズハウス伊東温泉」のいずれかに泊まると、平日に限り残りの3軒の宿にそれぞれ500円で入浴できるというオトクなシステムだ。

良泉散歩の利用券
良泉散歩の利用券

「ケイズハウス伊東温泉」の受付で良泉散歩のカードを提示すると怪訝そうな顔で見られた。うっ、何かトラブルが?

実はこの前に入った「伊東小涌園」の受付でも良泉散歩を知らず、断られそうになったのだ。

ケイズハウス伊東温泉の階段

「いえ違うんです。ケイズハウス伊東温泉はいつも良泉散歩を発行する側で、他の旅館に泊まって良泉散歩で入りに来るお客さんは滅多にいなかったものでビックリしちゃって」

ケイズハウス伊東温泉の暖簾

そ、そうなんだー!? 確かに500円で入れるということ自体、通常の入浴料より安くてお得だけど、そもそも4軒のどこかに宿泊しないと使えないわけで、宿泊料が一番安いところに泊まって良泉散歩するのが一番コスパがいいわけだ。

ケイズハウス伊東温泉のパウダールーム

とりあえず問題なく入浴できた。お風呂は男女別の内湯のみで、決して大きいとは言えないが、脱衣所などはとても綺麗だ。

女湯浴室
女湯浴室
ぶんぶく茶釜?
ぶんぶく茶釜?

脱衣所から浴室へは階段を降りる。柱はゴマ塩柄の御影石。浴槽は長方形で、真ん中にぶんぶく茶釜?みたいなタヌキさんがいる。なんか思わず脱力するような可愛い顔してる。そしてその横からお湯が出ている。

ぶんぶく茶釜のタヌキさん
とぼけた顔が可愛い
桶とイス

温度は41度程度でいつまでも入っていたい後引き感がある。しょっぱいほどではない淡い塩味。肌はお湯の中ではするすると滑り、湯上りにはサラリと気持ちよく乾く。いつまでもこのまま残っていてほしい。

ケイズハウス伊東温泉の温泉

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