子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 温度は熱いことも
- 設備----- 雰囲気★★★☆☆ おむつ児不可
子連れ家族のための温泉ポイント
昭和3年創業、平成9年閉業の木造三階建の温泉旅館「東海館」は、現在は伊東市の有形文化財に指定され、市営の見学施設として営業されている。館内は当時の客室、廊下、大広間などが残され、一部の部屋はミュージアムのように展示室とされている。
ありがたいのはその「東海館」の浴室が現役であること。週末のみだが日帰り入浴することができる。
がしかし、週末のみというところがネックだ。出かけるのがほぼ平日である私にはなかなかハードルが高く、たまたま土日が休みの友人と湯河原・伊豆に出かけた時、ようやく機会が巡ってきた。このチャンスは逃してはならない。
「東海館」の浴室は大小一つずつあり、時間で男湯と女湯を入れ替えている。大が男湯になるのは11:00~12:45、15:00~16:45、大が女湯になるのは13:00~14:45、17:00~19:00。そして私が訪ねた時間は女湯は小だった。
一緒に行った友人のゆーこさんは、前に来た時も小だったと言っていた。私は初めてなのでどちらでも。でも確かにお風呂は思った以上に小さかった。
小は湯口がタコの形で、なんとなく隣のケイズハウス伊東温泉のぶんぶく茶釜に共通するようなデザイン。
源泉は意外にも25.8度と、あやうく天然温泉を外れそうな単純泉。浴用に適した温度まで加温しているが循環はしていない。
受付で熱いかもしれないと言われたが、確かに浴槽の温度は48度を超えていた。低温泉なのにどんだけ加熱してるんじゃ。
さすがに熱すぎるので加水した。もともと薄い温泉なのにますます薄まるわ。ただしお風呂が小さいのですぐに温度も下がる。お湯は無色透明で、アルカリ性だからか肌の表面にふわりと厚めの層を感じる。においは特になし。
ホントに女性二人でいっぱいいっぱいのサイズの湯舟。湯上りはつるつるさっぱり。