別府温泉郷明礬湯の里

子連れ家族のための温泉ポイント

別府温泉郷明礬湯の里体験レポート

明礬湯の里の入口

入口まで来て思い出した。一年前に別府に来たときもここに入るか迷ったんだった。その時はあまりにも観光客の姿が多くて諦めて、別府温泉保養ランドの泥湯に行ったんだった。明礬湯の里はもうちょっと空いていて天気の良い日に来たいからって。

こちらは坂の上の日帰り温泉(大露天岩風呂)の入口

で、今回は天候はまずまず。明礬湯の里は斜面に建っていて、下の方は明礬小屋(岡本屋と違って見学無料らしい)、上の方が日帰りできる温泉施設らしい。車は坂の上の駐車場に停めた。

下にある明礬小屋が見えている

ここは日帰りできるのは男女別の大露天岩風呂となっているが、行ってみたらそこまで露天風呂は大きくなかった。

明礬湯の里の日帰り温泉受付

岩風呂でお湯はミルキーグリーン。ちょうど緑青に白を混ぜたような明るい水色をしていて、腕を沈めていくとだんだんそれが見えなくなっていくような濁り湯。上の方は透けているのに足の先はほとんど見えない。底の方に粉状の湯の花が沈んでいて、これを舞い上がらせると一気にお湯が灰色になる。

入口ではえらくゆで卵臭いにおいがただよっていたが、実際のお湯はそれほどにおわない。少し酸っぱい感じのにおいがする程度。温度はぬるめで、肌触りはキッシキシ。

岩風呂の湯口がどこにあるのかわからなくて探し回ってしまった。岩の上に湯口と書いてある場所はあるのだが、その周辺にはお湯が出ているところが見つけられず。

高台故に展望があると思っていたが、残念ながら塀でしっかり囲われていて露天風呂からは何も見えなかった。塀のそばまで来て外をのぞき込めばいい景色なのに、外から見られないようにするためには仕方が無いのか。

湯上がりに休憩するスペースはある

でも頭上は何も無く、露天風呂の開放感は十分にあった。日当たりも良く、逆にそれを気にする人には菅笠が置いてある。

温泉の蒸気で蒸した卵は50円、他に温泉ちまきも

大露天岩風呂という名称だが、実は小さい内風呂もついていた。この浴槽は最初何故か水位が低く、温度調節には温泉のレバーをひねれとあったので、後半はここで源泉を出しながら一人でまったり入っていた。

内湯のレバーのお湯は熱め。なめると酸っぱい。ちょっと塚原温泉を薄くしたような味だった。