子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 温度は適温、泉質は刺激などなし
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ まあ足湯なので子連れで問題なし
子連れ家族のための温泉ポイント
なんじゃこれは!と初めて見た人は思うかも。はんざきさんですよ、はんざきさん。半分に割かれても生きていると噂のあの!(そこまで生命力強くないです)
湯原温泉のマスコットははんざき(オオサンショウウオ)さん。一帯には国の特別天然記念物に指定されている天然のオオサンショウウオが生息していることから、この「ゆばら湯っ足り広場」近くに「はんざきセンター」があって実物もそこで拝めるけれども、実物はさておきこの足湯のはんざきさん、とってもユーモラスだと思いません?
製作者はアーティストの松岡徹氏。
実はこの腰に手ぬぐいを巻いて短い手足でまったりしているはんざきさんは、もともと「美作三湯芸術温度」というイベントで設置されたものなんだね。
イベントは不定期で過去3回開催されていて、美作三湯、すなわち湯原温泉・湯郷温泉・奥津温泉の3温泉の旅館などにそれぞれアーティストの作品を設置して訪れたお客さんに楽しんでもらおうという企画だったのだが、イベントが終わると作品を回収するアーティストもいれば、会場に寄付するアーティストもいる、そんななか湯原温泉はそのまま公共施設に設置して、今やまるで湯原温泉の顔のごとく。
ある意味、イベントの遺産を最も効果的に使用しているんじゃないかという…。
松岡氏のはんざき作品は、他にも湯原温泉 元禄旅籠 油屋なんかでも会える。こちらも今でも常設展示されている…はず。
でもって何故か取材時にこのはんざき足湯はお湯が入っていなかった。撮影のためにお願いしてお湯を入れてもらって、お湯が貯まるまで「はんざきセンター」の見学に行っていた。
とまあそんなわけで、みなさんもゆるい表情のはんざきさんに会いに湯原温泉に行ってみてくださいよ。湯原温泉には砂湯もあるし。
「美作三湯芸術温度」についてはこちらで⇒岡山「美作三湯芸術温度」撮れるアートと温泉のコラボが楽しい