子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★☆☆☆ 温度は熱いこともあるので注意、泉質は塩分が強く濃いので長湯注意
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント
松之山温泉街から松之山温泉スキー場に行く途中に建つ。温泉街からはちょっと離れた宿。松之山温泉は約50年ごとに掘削して源泉を増やしていて、現在の源泉は凌雲閣やナステビュウ等独自源泉持ちを別として、鷹の湯1号、2号、3号の混合泉を使用しているところがほとんど。
そんな中、旅館明星はちょっと珍しく、一番新しい3号泉を単独で引いている。・・・と、直前の取材でひなの宿千歳のご主人に伺って、温泉街から雪道を歩いてアクセスした。
見た感じ、高級旅館ではなくスキーの合宿などに使えそうな気さくな宿。千歳では、ここは呼んでもなかなか出てこないかもしれないとは聞いていたが、玄関から入ってもそもそも帳場がどこだかわからず、とりあえずその場で「すいませーん」と声を張り上げてみる。
ようやくおじいちゃんが出てきたが、日帰りについてはよくわからないと言われ、次におばあちゃんが出てきてようやく受付をしてもらえた。
女湯はちょうど清掃中とのことで、男湯に入れてもらう。薄いミルキーブルーのお湯で、濁り湯というほどではないが色がついている。恐らく掛け流し。
湯口は浴槽の左右に付いていて、左は女性像、右はミミズクの親子。左の女性像の方だけお湯が出ている。左の女性像、どこかで見たことが・・・と思ったら、たぶん野沢温泉静泉荘の姉妹だ。この写真と見比べてみて。
右のミミズク湯口の下にも浴槽内の注入口みたいなのが二つあるが沈黙。この時は使われていない。
お湯はちょっと熱めだが入るのに難儀するほどではない。しょっぱさと雑味は1号2号3号の混合泉より薄いが、苦みはストレートに強い。入っているうちにくせになるようなお湯。石油臭も混合泉より弱い気がするが、これは鼻が慣れただけかもしれない。
ちなみに女湯の方が浴槽が小さいので、調整が難しく熱くなりやすいそうだ。
松之山温泉全体紹介の記事もあります。よろしければあわせてご覧ください。⇒日本三大薬湯!越後の松之山温泉を知らないなんてもったいない