白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館

混浴露天もある11室の旅館

  • 所在地 長野県松本市安曇白骨温泉4185-2 TEL 0263-93-2119
  • 泉質 含硫黄―カルシウム・マグネシウム―炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性中性温泉) 源泉名: 新泡の湯源泉、小梨の湯源泉
  • 設備等 男女別内湯、混浴露天風呂、貸切風呂など
  • 日帰り入浴(不定休) 11:00~15:00
  • 入浴料 大人 500円
  • 公式サイトURL http://www.maruei.in/
[2019年2月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  温度は比較的ぬるめ
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッドはなし、混浴はパパと協力できる

白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館の温泉動画


白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館 体験レポート

白骨温泉 丸永旅館の女湯

冬の白骨温泉で昼食難民になりかけた。蕎麦屋を見つけて入ろうにも、今日は休業と断られる。いったいどこなら開いてるんだ?

白骨温泉丸永旅館の外観
白骨温泉 丸永旅館の外観

温泉街を車で行き来して、丸永旅館に「日帰り入浴・温泉粥」の札を見つけた。私は温泉粥を食べてみたかったが、夫はお粥の気分ではなかったらしく、結局ここでは入浴だけお願いすることになった。あれ?もともとはランチスポットを探していたんじゃなかったっけな?

白骨温泉丸永旅館の日帰り温泉札 白骨温泉丸永旅館の館内

かつらの湯 丸永旅館はこぢんまりとしているが雰囲気は良さそう。雪に慣れた目には館内は薄暗く写る。受付を済ませて、そのまま浴室へ。

白骨温泉丸永旅館の手書き分析表 白骨温泉丸永旅館の脱衣所

板張りの浴室、青みがかった乳白色のお湯、析出物で白く固められた浴槽の縁、ああもうこれで何もいらない。

白骨温泉丸永旅館の内湯
白骨温泉 丸永旅館の内湯

お湯は意外とぬるい。ぬるいので加熱しているようだ。

内湯にはわりと大きな粉状の湯の花が表面にたくさん浮いている。腐っていない硫黄臭。ただしにおいの強さは昨日入ってきた乗鞍高原温泉ほどではなくおとなしめ。

白骨温泉 丸永旅館の湯口
白骨温泉 丸永旅館の湯口

飲泉もできるので、ちょっと飲んでみるとまず鼻に硫黄臭がとびこんできて、それから薄い塩味を関知する。後から少し酸味。

白骨温泉 丸永旅館の混浴露天風呂入口
混浴露天風呂はこちら

浴室にドアが付いていて、そこに書いてある文字を見て、私は初めて露天風呂は混浴だと知った。そうか、泊まる泡の湯も混浴だし、白骨はまだけっこう混浴文化が残ってるんだ。

白骨温泉丸永旅館の混浴露天風呂の入るところ
内湯からはこの階段を降りて混浴露天風呂へ

ドアを開けてちょっと声を掛けてみると、幸い男湯側も夫しか入っていないようだ。安心して露天風呂に出てみる。

階段を降りてそのまま露天風呂に入るようになっているが、完全に肩まで身を沈めてから混浴ゾーンに移れるよう工夫してあり、決して大きな露天風呂ではないが女性にも入りやすい。お湯はしっかりした濁り湯だしね。

白骨温泉 丸永旅館の混浴露天風呂
白骨温泉 丸永旅館の混浴露天風呂

露天風呂の横に火山の溶岩が固まったような穴だらけのオブジェがあるが、もしかしてこれは溶岩じゃなくて温泉の析出物?白骨温泉の名前の由来には、析出物が白い骨のようだったというのもあったよね。

白骨温泉丸永旅館の露天風呂のオブジェ?

なお、丸永旅館の源泉は、男湯・女湯・混浴露天風呂は泡の湯と同じ新泡の湯源泉、泊まり客用の貸切風呂は小梨の湯 笹屋と同じ小梨の湯源泉を使っているそうだ。

白骨温泉 丸永旅館の混浴露天風呂入浴中

女性の混浴風呂攻略ポイント

  • 男女別の内湯から直接行かれる。女性は階段を降りてお湯の中に入ってから混浴ゾーンへの移動可。濁り湯なので難易度は低め。