乗鞍高原温泉湯けむり館

子連れ家族のための温泉ポイント

乗鞍高原温泉湯けむり館体験レポート

乗鞍高原の乗鞍観光センター

そういえば乗鞍高原は初めてなのだった。自分でも意外。最近とみに人気が上がってきて、特に行って良かった系の温泉にランクインすることが多いので目にする機会が増えた。だいたいこの手は白骨温泉も上位に来る。乗鞍高原と白骨温泉は距離的にも近いし、一般受けのする白濁湯であるところも似ている。

しかし違いがあるとすれば、白骨温泉が老舗旅館系であるのに対し、乗鞍高原はスキー場の民宿・ペンション系が多いというイメージだろうか。

乗鞍観光センターの一角にある乗鞍高原観光案内所

とにかく乗鞍高原に来たのは初めてだったので、まずは観光案内所に来てみた。地図で見ると乗鞍観光センターがそれらしいのだが、入ってみたらこの観光センターの隅に観光案内所のオフィスが入っているといった感じだった。

乗鞍高原温泉　湯けむり館の看板

観光案内所の次に来たのがこの湯けむり館。乗鞍高原の日帰り施設と言えばここというぐらい有名だ。観光案内所からも目と鼻の先。

乗鞍高原温泉　湯けむり館の外観

いかにもスキー帰りに寄りたくなる雰囲気。実際冬だったのでスキー客が多い。

乗鞍高原温泉　湯けむり館の建物

温泉のお湯はとにかく色が綺麗。パステルミントブルーとでも表現すればいいだろうか。濁り湯の中でも一番印象に残る色だ。

乗鞍高原温泉　湯けむり館の温泉暖簾

さらに冬だから雪景色にそれが映える。…まあこの日は曇りだったんだけど、晴れていたらなおのこと鮮やかだったと思う。

乗鞍高原温泉　湯けむり館の館内

濁りを作っているのは沢山の白い粉状の湯の花。内湯は足の先が見えない程度の濁りで、露天風呂は足の先までうっすらと見えるくらい。においは少し腐りかけたゆで卵臭。

肌触りは少しばかりきしつく。湯口などお湯の流れるところは硫黄成分でクリーム色に染まり、酸味ではなく粉っぽいテクスチャー。

乗鞍高原温泉　湯けむり館の休憩室

内湯の温度はきもちぬるめぐらいで露天風呂は熱め。冬だからすぐにのぼせることはなかったが、上がってから少しすると中から熱くなってくる。それはもう、ジーンと痺れるぐらいに熱くなる。冬にこれは嬉しいぞ。