杖立温泉白岩温泉家族風呂

子連れ家族のための温泉ポイント

杖立温泉白岩温泉家族風呂体験レポート

白岩温泉家族風呂

杖立温泉に来て最初に目に入ったのは「豊作市場」向かいの「観音岩温泉」で、がけっぷち斜面のえらい所に温泉があるなぁと思ったけど、一部崩れかけていた。豊作市場で聞くと、豪雨被害もあってたぶんもう修繕できないんじゃないかって話だった。

家族風呂の利用方法

それでもう少し車を温泉街の方に走らせると、今度はこの「白岩温泉家族風呂」を見つけた。でもこちらは激込みだった。さすがは3連休の最終日の午後。たくさん車が止まっていて、受付で40分待ちと聞いたので、この時は寄るのを諦めて「吉祥の湯」に寄って温泉街に入った。ちなみに泊まりは「旅館やまがや」だ。

両替の看板

その日には寄らなかったので、「白岩温泉」は翌朝再トライ。24時間営業のコイン式家族風呂だから、朝行けば空いているだろうと思ったが、昨日とはうってかわって一組しかお客さんは来ていなかった。

コイン式の家族風呂の特徴に、一組入るごとに新しいお湯に張り替えるというものがある。つまり他の人が使っていない新鮮なお湯が約束されているわけ。九州には多いシステムだけど、なんとこの白岩温泉が発祥なんだって。

木の浴槽

こちらも木の浴槽、少し広め

料金は600円、700円、800円と浴室によって異なり、木の浴槽や岩の浴槽などがある。どれでも好きなものを使って良いと受付で言われたので、ひととおりチェックして人気だという奥の800円の岩風呂を選んだ。

岩の浴槽

お湯は30分汲み上げて、浴室を全部で1時間使える。

奥の岩風呂に入ることにした

さっそく800円分のコインを投入。お湯は勢いよく出てきたが、岩風呂もそこそこ大きいのでいっぱいになるのが待ちきれず、夫は溜まりきる前に入ってしまった。

ここにコインを投入する

43.8度と温度は少し熱めだったが、加水せずそのまま入る。無色透明で優しいトロミがある。においは甘いお茶みたい。

まだ空っぽの状態の岩風呂

するすると滑る感触もあるが、トロミの方が強く感じる。味は少し苦い。

お湯が貯まってきた岩風呂

温度高めだからそんなに長く入りっぱなしではいられない。時間内は出たり入ったり。家族風呂なので周りの人への気兼ねなどがない。どんなにだらけながら入っても大丈夫。それにしてもこれだけのサイズの岩風呂を1時間貸し切って800円なんだから昨日の人気も頷けるというもの。

こちらは別の切石風呂

来た時は雨がパラついていたけど、お風呂から上がったら青空がのぞいていた。モノトーンだった景色に色が付いている。

お風呂から上がったら雨も上がっていた