黒川温泉 旅館こうの湯

全室露天風呂付きの宿

  • 所在地 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6784 TEL 0967-48-8700
  • 泉質 脱衣所前の表示は単純温泉(低張性中性高温泉)だが、公式サイトの表示のナトリウム・カルシウム―炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉(低張性 中性 高温泉) が正しいもよう
  • 日帰り入浴受付時間 8:30~21:00
  • 日帰り入浴料 大人600円、子供300円
  • 設備等 男女別露天風呂(洗い場は簡易な建物の中)、立ち湯、貸切露天風呂、宿泊者は部屋に露天風呂
  • 公式サイトURL http://www.kounoyu.jp/
  • 私がニフティ温泉に寄稿した黒川温泉 旅館こうの湯の突レポ記事⇒ 黒川温泉「旅館こうの湯」に日帰り入浴!緑の濁り湯と深い立ち湯を体験してみた
[2021年7月のデータ ただし日帰り料金・営業時間等は2022年5月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 湯口は熱いので注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★★ 脱衣所にベンチあり、貸切家族風呂あり

黒川温泉 旅館こうの湯 体験レポート

旅館こうの湯の男湯露天風呂
黒川温泉 旅館こうの湯 森の湯の男湯、中央の通路を進むと立ち湯がある

まずお湯の色の綺麗さにびっくり。まさに翡翠の原石みたいな色。お仕事の撮影で伺ったので早朝だったが、朝の光に照らされて溜息が出るほど綺麗だった。

黒川温泉 旅館こうの湯の外観
旅館こうの湯の外観

旅館こうの湯は黒川温泉の温泉街からは少し離れた一軒宿のような静けさが味わえる立地。お部屋はたったの9室で、その全室が露天風呂付きという高級感のあるところ。

黒川温泉 旅館こうの湯の館内
受付棟の館内

それでも別途大浴場と貸切風呂はあるし、大浴場は普通に日帰りを受け付けてくれるところが、みんなで露天風呂を共有しようという精神の黒川温泉らしい。

黒川温泉 旅館こうの湯のお土産ショップ

で、日帰りが可能なのはこの「森の湯」という男女別の大きな露天風呂。そして露天風呂に付属する立ち湯だ。立ち湯は男湯162センチ、女湯は130センチぐらい。特に男湯は日本一の深さらしい。

黒川温泉 旅館こうの湯の足湯
入り口前の足湯

こうの湯のスタッフに深い立ち湯は珍しいでしょうと言われて、確かに全国的には珍しいと思うけど、黒川温泉は深い立ち湯好きよね。いこい旅館にも樹やしきにも深い立ち湯があった。ちなみにこうの湯の立湯は女将の気まぐれで実現したらしいぞ。

黒川温泉 旅館こうの湯の森の湯入口
露天風呂 森の湯の入口
旅館こうの湯の脱衣所
森の湯の脱衣所

岩風呂の露天風呂は43.5度と広い割に熱め。湯口は3本あり、手前の湯口はほとんど出ていない。真ん中は50度、奥は60度と激熱で、特に奥からは顕著な金属臭とちょっと薬っぽいにおいがする。真ん中の湯口と実際の浴槽はあまりにおわずすべすべとした手触り。

黒川温泉 旅館こうの湯の女湯露天風呂
森の湯の女湯
旅館 こうの湯の女湯露天風呂
女湯は中央に東屋がある

岩風呂には洞窟のように凹んでいるところがあり、そこに入るとなんだか落ち着く。中から外の露天風呂を見ていると瞑想したくなっちゃうほど。

森の湯露天風呂の洞窟
洞窟のような凹みがある
森の湯の洗い場
洗い場は露天風呂に専用の建物がある

岩風呂が綺麗な翡翠色なのに対し、立ち湯は同じ源泉なのにほぼ透明。深さのわりに表面積が少ないので酸化しないのではないかという話だった。ということは、より鮮度感あり?

黒川温泉 旅館こうの湯の男湯立ち湯
男湯の日本一深い立ち湯
旅館こうの湯の女湯立ち湯
女湯の立ち湯

この立ち湯のところにちょうど日が差し込んでお湯が儚くキラキラと光っていた。撮りたかったけどうまく撮れぬ。

立ち湯のお湯
岩風呂と違いお湯が透明に見える

立ち湯は41.5度ほどで、入っているとふわふわと浮力を感じる。ウグイスの鳴き声が聞こえた。ここは桃源郷か?

黒川温泉 旅館こうの湯の温泉