箱根湯本温泉 大和館

箱根最古の湯を引く湯本の温泉旅館

[2024年6月のデータ ただし、日帰り入浴料、営業時間等は2026年4月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ お風呂は貸切利用

箱根湯本温泉 大和館 体験レポート

大和館の玄関

数年前に目の前まで来て日帰り入浴できますか?と、ここと「ますとみ旅館」に電話をして、片方は電話に出ず、片方は今工事中なのでごめんなさいと断られて、今となってはどっちがどっちだったのかわからぬ。どっちでもいいんだが、いずれ日を改めて来てみようと思ってからの2024年の訪問。

大和館の看板は大和旅館
大和館の外観、昔は「大和旅館」だったのだろうと思わせる看板
大和館の外観

この時も午前中にやってきて入浴できるか伺ったところ、今は清掃中で、予約した方が確実で、今から予約すれば今日なら15時から、明日なら6時から10時の間ならいいよと言われる。

大和館のロビー
ロビー

それで15時30分に予約をお願いして、周辺を歩いたり、「ますとみ旅館」に入ったり、「強羅ブリュワリー」でランチを食べたり、泊まる「一の湯本館」に先に行って館内と浴室を撮影させてもらったり、一の湯グループの「箱根路 開雲」に入ったりしたらだいたい15時半になった。

フロント前の盆栽
前衛的な盆栽

さて、江戸時代創業の「大和館」、浴室は3室あり、全て貸切にしている。昔は日帰り入浴料を500~600円に設定していたこともあるが、今はボイラー代なども馬鹿にならないので、仕方なく値上げしているという。大人1,500円は箱根価格としてスタンダードな気もするが、貸し切りで使えると思えば高すぎない。

クリスタルの龍

特筆すべきは、ここで使われている源泉は箱根最古のお湯ということ。湧出地から50mしか離れていないので鮮度も良い。

館内の浴室の表示
浴室の表示

なおここのお湯は3本の源泉からなり、本来の最古のお湯はそのうち1本のこと。昔は湯場18軒といって、旅館・民家を含めて18軒がこの源泉を使っていたという。もっと昔は共同浴場があり、内湯持ちの宿は限られていた。そして今もこの最古のお湯を引いている施設は、和泉萬寿福、福住などいくつか残っているが、大和館以外は自家源泉など他のお湯を混合して温度をあげているという。

脱衣所
脱衣所

その点、大和館はボイラーで加熱するだけで、そのままかけ流しとのこと(現在建設中の宿は、もしかしたら大和館と同じ源泉の使い方にする可能性もあるというが)。

大和館の浴室
タイルが印象的な浴室

もう一つの工夫は、温度を極力下げないため、上に湯口を作るのではなく、浴槽の底近くの注入口から源泉を入れていること。新しい規定では、湯口を上に作らないといけない決まりなのだそうで、昔作ったお風呂しかこの方法は許されていないという。温泉が投入前に酸素に触れにくいから劣化しないという点でも底から入れた方が良いと思うが。

大和館の浴槽と源泉注入口
奥の方、左側に源泉注入口

そんなわけで底から注入しているお湯もボイラー加温をギリギリにしているので、ぬるかったらシャワーのお湯を足してくれとのこと。いや、私はそんなことはしたくないぞ。源泉自体は分析書に記されたより温度が下がっているかもしれないという。

ケロリン桶

なお、シャワーにも加熱した源泉を混ぜているそう(源泉のみではない)。

箱根最古のお湯
お湯は無色透明

お湯は無色透明。特ににおいはない。どちらかというと肌触りは滑らず、しっとりと吸いつくような感じ。いつまでも入っていられそうなのに、しばらく入っているだけで額から汗が止まらなくなる。

大和館の貸切風呂

ところで女将さんは温泉にめっちゃくちゃ詳しい。ご本人も温泉ソムリエだが、協会の箱根エリアのキーパーソンのお一人かと。

近隣の子連れ遊び場情報

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