山中温泉かがり吉祥亭

子連れ家族のための温泉ポイント

山中温泉かがり吉祥亭体験レポート

こおろぎ橋から見下ろした紅葉

山中温泉でも紅葉の名所として知られる鶴仙渓のこおろぎ橋から近い立地。姉妹館の「吉祥やまなか」と比べると、温泉街の中心部に近くそぞろ歩くのに便利な旅館だ。

かがり吉祥亭の外観

私はびゅうたびの取材で「吉祥やまなか」に泊まって、「かがり吉祥亭」のお風呂に入った。どちらの宿も日帰り入浴は受け付けていないが、当時は片方に泊まるともう片方のお風呂に入れるサービスがあった。公式サイトに記述が見つけられないので、現在は可能かはちょっとわからない。

かがり吉祥亭と吉祥やまなかを結ぶシャトルバス

この2つの宿は駅との間に送迎シャトルバスを走らせているので、時間を合わせると旅館間の移動でも乗せてもらえる。

ロビー

「吉祥やまなか」と比較すると、「かがり吉祥亭」は家族連れ向けの雰囲気があり、特に入り口横の巨大なカニのオブジェがインパクト大だ。

このカニがインパクト有り！ふざけてんのか？と思うほど

浴室は女湯が「白鳥の湯」、男湯が「百聞の湯」で、男女入れ替えはない。

フロア案内

色浴衣

浴室は縦に細長いというか、奥行きのある作りで、壁側に大きな岩を積み上げた野趣のある内湯に、川側の露天風呂。

浴室入口

露天風呂もやはり細長い。入ったのが夜だったし木が張り出しているので川沿いとはいってもお風呂からは川は見えなかった。逆に見えると対岸からも見られてしまうという問題があるのだろう。なんたって渓流の対岸は鶴仙渓の遊歩道だ。

浴室前のスペース

この露天風呂は立ち湯になっていて深いのも特徴。またレンガ色と青の2つの壺風呂もあった。

11月だったのでロビーにはクリスマスツリーも

お土産処

お湯は山中温泉全体が集中管理され、湯元は共同浴場の菊の湯となっている。無色透明で少しすべすべした肌触り。あやとり橋のライトアップなど、夜の散歩をしてきた後の入浴だったから、すっきりほっこり温まることができて良かった。このあとはシャトルバスで「吉祥やまなか」に戻った。

かがり吉祥亭のロビーから見下ろした鶴仙渓