草津温泉 日新館

草津温泉最古の宿

  • 所在地 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津368 TEL 0279-88-2013
  • 公式サイトURL http://www.nisshinkan.com/
  • 泉質 酸性・含硫黄―アルミニウム―硫酸塩・塩化物温泉(酸性低張性高温泉) 源泉名: 湯畑源泉
  • 日帰り入浴受付時間 13:00~16:00
  • 日帰り入浴料金 一人800円(和風村手形使用で700円)
  • 設備等 男女別内湯、男性用露天風呂など(女性用は露天風呂が無い代わりに内湯に湯船が二つあります)
  • 宿泊者優先のため、日帰り入浴できない日もあります
  • 浴室は撮影許可を頂いております
  • 私が旅行ガイド<たびねす>で日新館を紹介した記事 老舗旅館を手形で湯めぐり!「草津温泉 和風村」の楽しみ方
お得情報草津温泉湯めぐりに便利な草津温泉共同浴場マップも併せてご利用下さい

[2016年10月のデータ ただし日帰り温泉受付時間、入浴料などは2017年3月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★☆☆☆  温度は適温熱め、泉質は酸性なので少し注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチあり

草津温泉 日新館 体験レポート

草津温泉 日新館の外観
草津温泉 日新館の外観

 草津温泉最古の宿なのだそうだ。確かに湯畑の下流すぐの位置は、流れ落ちてくる湯畑源泉をそのまま利用するには良い場所だろう。この日新館のある滝下通りは江戸時代末期から明治・大正の雰囲気を残した宿が並ぶ、草津でも一番フォトジェニックな一角だ。日新館の持つ雰囲気も、旅館と言うよりも、どこか旅籠屋と呼びたくなる。

草津温泉日新館のロビー 草津温泉日新館の館内
草津温泉 日新館のロビー、帳場と館内。ロビーの写真はクリックで拡大。

 高級旅館といった感じではないが、帳場やロビーは綺麗だ。床板がぴかぴかに磨き抜かれて光を反射しているのがいい。大型旅館とは違った親しみやすさを感じる。 しかし戦前は今よりずっと規模も大きな大旅館だったということで、館内には当時をしのばせる道具などが残されている。

 この時は日帰り入浴受付時間ぎりぎりの訪問になってしまって、小柄な女将さんらしき方が、あと30分ほどしかないが大丈夫ですか?と心配してくれた。

草津温泉日新館の浴室入口 草津温泉日新館の脱衣所の装飾
草津温泉 日新館の浴室入口と脱衣所の装飾(草津温泉感謝祭の女神献湯)

 脱衣所はそれほど大きくないが、ここも古さはなく非常に綺麗にしてある。壁に館主の書いた草津温泉の紹介やお風呂の入り方が貼ってあるところにこだわりを感じた。

草津温泉日新館の脱衣所 日新館湯浴みのススメ
草津温泉 日新館の脱衣所と脱衣所に張られた日新館湯浴みのすすめ

 浴室には大小二つの浴槽。どちらも石造り。男湯の方は内湯が一つで小さめの露天風呂があるらしい。浴室そのものは特に個性的な作りではないが、窓が広いので明るく、また壁や天井がまだ新しそうな総桧というところが雰囲気があって好き。
 二つの浴槽は温度を変えてあるということで、小さい方が少し熱めだった。

草津温泉日新館の浴室
草津温泉 日新館の女湯浴室

 湯畑源泉のお湯は草津の中では刺激もマイルドだと思うが、それでも強い酸性泉で肌当たりはぬるっとする。夕方の日差しの差し込む日新館の浴室は他に誰もおらず、時間が止まっているようだった。

茶房ぐーてらいぜと日新館と紅葉
草津温泉 日新館と、日新館の経営する茶房ぐーてらいぜと紅葉