子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★☆☆☆ 湯温は適温、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベンチあり、休憩室あり
子連れ家族のための温泉ポイント
「倉渕温泉」と間違えないように「くらぶち相間川温泉」と呼んでいると思ったが、最近はひらがなで「あいまがわ温泉」を名乗っているよう。
群馬県内でも特に濃い塩化物泉で知られる。ここと妙義あたりの温泉は、群馬でも他の温泉と比較しても突出して濃い。
ここ「ふれあい館」と「せせらぎ館」という2軒でこのお湯に入れるが、2001年に「ふれあい館」に行くつもりで「せせらぎ館」に着いてしまい、当時は地元民向けで限られた曜日しか一般が入れなかった「せせらぎ館」がたまたま一般営業曜日で、どっちでもいいかと「せせらぎ館」に入った。
今は「せせらぎ館」も地域の枠を外して普通の日帰り温泉になっているようだが、なんとなく縁が無かった「ふれあい館」にもそのうち寄ってみようと思いつつ、20年以上が経過してしまった。お湯は両方同じはずだ。
再訪したかった理由はというと、なんせ「くらぶち相間川温泉」はその当時、アトピー気味だったうちの二女の肌が一時的にでもつるんと綺麗になった伝説の温泉だったから。
受付でレディースディのチケットをいただくが、割引は食事と売店での買い物のみなので使えそうにない。
どこか役所っぽい雰囲気の建物。自治体運営の観光施設にありそうな造り。かと思うと、浴室への途中の廊下に、この温泉の凄さをマニア向けに面白おかしく説明した紙がベタベタ貼ってある。まあ確かにこのお湯は自慢したくなるのもわかる。
お風呂は内湯と露天風呂があり、脱衣所にいくつも倒れた時の注意書きみたいなものが貼ってある。塩分が濃すぎるから実際に倒れる人が少なからずいるのかも。気を付けないとね。
お湯は記憶にある通り、オレンジ色に近い黄褐色の濁り湯。内湯は少し緑色がかっても見える。とにかく凄く濁りが濃い。もうなんもかんも濃いね。
においは最初石油臭、次に金属、そのあとに鉱物臭のような工場のようなにおいが混ざってくる。味は塩味も強いが苦みがとても強い。肌触りはわりとするする滑る。
爽やかな気候の季節だったから、それほどべたつかない。温度は内湯も露天も42度に調節してあるもよう。
露天風呂の柱の根元のお湯と接触する辺りは、まるでチョコレートを付けたみたいな色。周りの岩のお湯に触れる所もチョコレートフォンデュしたみたいに茶色い析出物。
内湯にも露天風呂にも「カップラーメンお湯をそそいで3分、相間川の温泉 入っても7分、これ以上はのびるだけ」と張り紙がある。ウルトラマンのタイマーみたいだな。確かに7分で限界!全身がしょっぱくなった。