くらぶち相間川温泉
高崎市倉渕福祉センターせせらぎの湯

一般客は土日しか入れない日帰り温泉

  • 所在地 〒370-3404 群馬県高崎市倉渕町岩氷19-1 TEL 027-378-3440
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉(中性高張性高温泉)
  • 営業時間 一般の入浴は土日祝日のみ受付 10:00~20:00
  • 入浴料 一般料金 大人700円、子供(3歳以上小学生まで)300円
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、休憩室
  • ※ 倉渕村が高崎市に吸収合併される以前の施設の名称は「倉渕村総合福祉センター」でした
  • ※ この高崎市倉渕福祉センターせせらぎの湯は地元の方を除き平日は一般利用はできません。平日は「ふれあい館」で入浴することができます(源泉は共通)
  • ※ 高崎市民は平日も使用できます。料金も格安。
[2001年4月のデータ ただし料金・営業時間は2015年3月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★★ 泉質★★★★★  湯温は適温、泉質は特に問題ないが濃い塩泉なので長湯に注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆

くらぶち相間川温泉高崎市倉渕福祉センターせせらぎの湯 体験レポート

くらぶち相間川温泉せせらぎの湯

 この頃の悩みと言えば、当時1歳だった次女のアトピーだった。
 当時の写真など見ると、ほっぺたが真っ赤で季節によってはかさかさしたりじくじくしたり、背中や脇の下も荒れていた。
 彼女のアトピーが少しでも改善されるようにと言い訳しながら私たち一家は旅先で温泉の看板を見つけては入ってみた。

 でもめくらめっぽう入れても良くなるどころか、立て続けに入った後は決まって背中が赤くなってしまった。
 今にして思えば、酸性泉もアルカリ泉も何も考えず、循環して必要以上に塩素系消毒剤を投入しているところでも構わず入っていたからかもしれない。

 そんな中、このくらぶち相間川温泉のことが強く印象に残っているのは、ここでぴたりと背中の赤みが取れたからだ。もちろん一時的なものだが、それにしてもその前までいくつか立て続けに温泉に入ったことによって、例によって真っ赤になってしまった背中が一度の入浴で元に戻ったのは驚きだった。
 このとき初めて、世の中には本当に効果のある温泉というのがあるのだなと知った。
 但し、アトピーには個人差も大きいので誰にでもこの温泉が効くと保証はできないが。

くらぶち相間川温泉せせらぎの湯の露天風呂

 あの日、くらぶち相間川温泉に入ろうと、地図を見て適当に道を進んで行ったらせせらぎの湯に到着した。
 おかしい・・・確か行こうと思っていた温泉は、「せせらぎの湯」ではなく「ふれあい館」という名前で、クラインガルテンという農園や宿泊施設が併設されていたはず・・・。

 後から知ったが、くらぶち相間川温泉には川を挟んで二つの施設があり、ひとつが普通の日帰り温泉である「ふれあい館」。もうひとつが地元民のための入浴施設である「せせらぎの湯」だった。
 私たちは知らずにせせらぎの湯の方に来てしまったのだ。

 せせらぎの湯は土日のみ、一般の入浴を受け付けている。料金には地元と一般で多少の格差がある。
 とにかく来てしまったのも何かの縁かと、せせらぎの湯の方に入ることにした。

 泥を溶かしたようなオレンジ色の湯で、とにかく濃い。温泉ってこんなに濃いものなのかと吃驚するくらい濃厚で、入っているときはまだしも出ると肌はつっぱるし、やけに肩が重くなるし、これはまたえらい温泉だなと思った。臭いも印象的だった。

 あれから6年・・・次は今度こそふれあい館の方に行ってみようと思いながら、いまだ機会には恵まれない。
 あの頃アトピーを煩っていた次女もそれから1年するかしないかのうちに自然と症状は収まって、今はなにごともなかったかのようになっている。

くらぶち相間川温泉高崎市倉渕福祉センターせせらぎの湯へのアクセス(地図)と口コミ