子連れ家族のためのポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ お湯は適温
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のためのポイント
下呂温泉街に突如として現れる白い洋館風の建物。これが共同浴場だっていうんだから驚き。まあローマ風?ローマとくればお風呂?みたいな連想?
入り口前の回廊に昔の下呂温泉の写真が貼ってあってその中に白鷺の湯の写真もあるんだけど、「昭和23年下呂温泉合資会社,下呂温泉薬師湯合資会社が合併 モダンな建物の白鷺の湯 大正15年完成」と書いてある。
この洋館風の共同浴場は昨日今日こんな外観になったわけじゃない。大正15年からの筋金入りだとわかれば感動もの。
入り口前の噴水が足湯になっているのはちょっと笑った。
さて受付で入浴料を払って2階へ。2階に男女別の浴室入口と休憩室がある。そして浴室は入口こそ2階だが、そこから螺旋階段を下りて入る。螺旋階段だよ、凄いね。
石鹸などのアメニティはないが、シャワー、カランはある。浴槽は特に洋風ではなく長方形の檜製。浴室の左半分が天井2階ぶちぬきになっているのがユニーク。
浴槽内には圧注浴の噴出口が3つほど。掛け流しじゃないから圧注浴はアリかも~と思いながら背中をほぐしてみる。ただし圧注浴のパワーはなくてへろへろ。そういえばシャワーの水圧もへろへろだった。
お湯は無色透明で特に塩素消毒臭はしない。下呂温泉で幸乃湯、こころをなでる静寂みやこ、白鷺の湯と入ったが、にゅるとろんとした手触りが顕著だったのはこことみやこの貸切陶器風呂。
それにしても下呂温泉のお湯は基本的に滑るわけじゃないのに指の間だけにゅるんとろんとするのが不思議。