弥五島温泉 郷の湯

まさに普段着な感じのこぢんまりとした日帰り温泉

  • 所在地 〒969-5204 福島県南会津郡下郷町大字弥五島字和田563 TEL 0241-67-4710
  • 泉質 単純泉(低張性弱アルカリ性温泉) 源泉名 和田3号
  • 営業時間 10:00~21:00(受付は20:30まで)
  • 入浴料 大人 330円、小学生未満 220円
  • 定休日 第1・第3水曜
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、休憩スペース
  • 公式サイトURI http://satonoyu-0914.com/
[2018年2月のデータ ただし営業時間・入浴料・定休日等は2018年12月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★★ 泉質★★★★★ ぬるめだし泉質も赤ちゃんに問題なし
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベンチはあるがちょっと使いにくいかも

弥五島温泉 郷の湯 体験レポート

冬の塔のへつり
冬の塔のへつり

雪景色の塔のへつりは綺麗だねぇ…って違うわ。温泉を探しているんだった。泊まった天栄温泉 天栄湯をチェックアウトして、どこか立ち寄り温泉して帰ろうと思い国道118号線を西へ向かって走った。途中には岩瀬湯本温泉があり、羽鳥湖を越えてやがて湯野上温泉に突き当たる。できれば両方入りたいと思っていた。

岩瀬湯本温泉 湯口屋旅館 岩瀬湯本温泉 共同浴場の入口
岩瀬湯本温泉の湯口屋旅館とジモ専共同浴場の入口

しかし、岩瀬湯本温泉は雪に埋もれていた。旅館は2軒あるはずだが、駐車場に雪が積もったままでとうてい車を停められるとは思えない。ジモ専共同浴場があるがもちろん観光客向けではない。

湯野上温泉 清水屋旅館 湯野上温泉 清水屋旅館の入口
湯野上温泉 清水屋旅館

小規模な温泉地である岩瀬湯本はともかく、名の通った湯野上ならばどこか入れてくれるだろうと先を急いだが、湯野上も全滅だった。期待していた清水屋旅館にも今日はやってないと断られ、ネットで日帰り可と書かれた旅館を片っ端から電話したり訪ねたりしたが、全て断られた。冬の日曜日というのが中途半端なのか。

雪景色の塔のへつり
もう一枚、冬の塔のへつり

湯野上からちょっと北上すれば芦ノ牧温泉だが、芦ノ牧は前に寄ったことがあるし、湯野上と同じ扱いを受ける可能性もあるのでやめた。そしてその代わりに会津の景勝地「塔のへつり」にやってきたというわけだ。

弥五島温泉 郷の湯の外観
弥五島温泉 郷の湯の外観

あまりにも何軒も断られたので心が折れつつあり、次は旅館系は狙わずに日帰り温泉。夫の意見で湯野上から南下して弥五島駅近くの郷の湯に来てみた。

弥五島温泉 郷の湯の休憩スペース
弥五島温泉 郷の湯の休憩スペース

駐車場はやけに広いがガラガラ。中に入ると受付とロビー兼ごく簡単な休憩スペースがある。受付ではお姉さんが暇そうに一人で番をしていた。

弥五島温泉 郷の湯の女湯内湯
弥五島温泉 郷の湯の内湯(女湯)

入浴料が安いので、浴室にシャンプー、石鹸の備え付けは無し。シャワー、カランはちゃんとある銭湯形式。全体的にこぢんまりとはしているが、小綺麗な施設。内湯は底に昔のジャクージ設備跡のようなものがあるが、今はシンプルな浴槽になっている。

弥五島温泉 郷の湯の男湯内湯
弥五島温泉 郷の湯の内湯(男湯)

露天風呂へのドアは椅子で固定して開けっ放しにしないよう注意書きがある。展望のない小さな露天風呂は、一方向だけ開けた屋根付きのお風呂のような感じだが、この日はいい感じの雪見風呂になっていた。

弥五島温泉 郷の湯の露天風呂
弥五島温泉 郷の湯の露天風呂(女湯)

単純泉のお湯は無色透明。わずかにあるのは消毒のカルキ臭か。乾く前に肌をこするとぎっちゅぎっちゅとまったく滑らずきしむ感触。

弥五島温泉 郷の湯の男湯露天風呂
弥五島温泉 郷の湯の露天風呂(男湯)

なんとなく薄い感じの温泉で露天風呂はぬるめ、内湯は気持ちぬるめの適温だった。そのせいか、湯上がりは寒いし冷めるのも早いが、後からじんわりと温まってくる。

弥五島温泉 郷の湯の浴室暖簾
弥五島温泉 郷の湯の浴室暖簾

休憩スペースの壁にNHKの普段着の温泉の取材の様子が貼られているが、本当にこの温泉は普段着っぽい日帰り温泉。観光名所の塔のへつりからも近いが、地元の利用が圧倒的に多そうだ。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 羽鳥湖