宿泊者専用の内湯と露天風呂は、一般用の浴室のミニチュアというか、ほぼ半分ぐらいの大きさ。
隔てる壁を境にしているだけで、露天風呂の景観はほぼ同じと言ってよい。
内湯の方は宿泊者専用は洗い場と浴槽が一つだが、一般用はその他に水風呂、サウナ、微細泡のジャグジー、電気風呂、つぼ状の掛け湯槽などがある。
紅茶色のお湯ですごくにゅるとろする。
今回の青森旅行の中で、真っ黒だった東北温泉に次ぐにゅるにゅる具合。入ってすぐに指の間がにゅるりんと滑るようになる。
内湯は熱め。露天風呂はぬるめ。
高台の景色の良い場所にホテルはあるが、景観は露天風呂の縁からの距離や柵によってかなりぎりぎり無理め。
つまり、お風呂の手前で立って初めてなんとか見えるが、お風呂に入っちゃうと何も見えない。
せっかくの立地が全然活かせていないのはかなり勿体ない。
一応夜景になるときらきら光っているので、柵の隙間からわずかに見えるとも見えないとも・・・やっぱり湯船に入ると全然見えないや。
わずかな焦げ臭があり、湯上りは少しべとつく感じあり。
なお、ここでの印象はサウナの入口。
一応サウナのところに「解放厳禁」って貼紙があるのに、開けっ放し。勝手に閉まらないようにご丁寧にゴミ箱が挟んである。
ごみ箱の中をのぞくとこれまた何故か炭酸水の空き缶がいくつか放り込んである。
この時は解放厳禁だしなぁと思って通りすがりに閉めておいたが、寝る前に来たらまたゴミ箱が挟んであった。やっぱり開けっ放しというのがローカルマイルールなんだろか?
お風呂から上がると、窓の外はきらっきらになっていた。
部屋から街の夜景を見下ろすのは贅沢な気分。
さて、そろそろ夕食を食べに行くか。
夫が何カ所かピックアップした中から、下北物語という郷土料理居酒屋を選んでいた。
フロントでタクシーを呼んでもらう。