最終日の宿泊は湯野温泉だった。
湯野温泉芳山園の離れの良さは思わず力説しちゃうよ。
湯野温泉では温泉としての評判が高く、ぜひ寄りたかった元湯小松が既に廃業ということで、それならわざわざ行かなくてもいいかと思ったのだが、最後の日にはちょっといい宿、できれば離れとか・・と考えて、比較的リーズナブルに雰囲気の良さそうな離れに泊れる芳山園をチョイス。
そして離れの部屋には温泉のお風呂もついてる。露天風呂じゃないけど窓を開ければ露天気分の。
でね、この部屋のお風呂がものっすごく良かった。
そりゃそうだ。掛け流し当然、好きなように入れられる。この部屋のお風呂が無くて大浴場だけだったら、芳山園の評価は2割ぐらいになっていたかもしれない。
芳山園の外観自体は入り口のところに突き出した屋根の部分だけ新しくしてパッと見かっこよくしているが、本館は古びていて、雰囲気的にはちょっといまいちになりつつある。
しかし離れは庭に点在していて、この庭も、各々の離れの部屋も趣向を凝らしていて非常にいい感じ。
ここは離れに泊るか泊らないかで非常に評価が別れるお宿だと思われる。
昨日の芳山園は日曜日だったせいもあるかもしれないが日帰り客が多かった。
日帰りは夜まで受け付けていて、食事処で食事をすると入浴料が格安になることもあって、昼間から夜に掛けてはいつのぞいても4~5人は入浴していた。
そんな状態で湯口のお湯を止めたらそりゃあ掛け流しもなまることだろう。
逆に夜や朝は空いている。
離れに泊っている人は部屋にお風呂があるからあまり入りに来ないんじゃないかと思う。
ちなみに夜10時半~翌朝6時半までは宿泊客も含めて大浴場は使えない(ボイラーを止めちゃうらしい)。