湯免温泉から海側の道を真っ直ぐ東へ向かえば古都の萩で、最初に建てた計画では実際、萩を観光するはずだったのだが、萩は天気の良い明日に回して、今日は萩を通り過ぎ、そのまま島根県の津和野へ向かう。
萩周辺は重厚な黒っぽい瓦屋根の家が目立つ町並みで、この辺りの瓦の屋根には必ず鯱(しゃちほこ)が載っている。そんなに大きな家でなくても。
ガイドブックによると、萩-津和野間の移動時間は車でおよそ1時間半弱となっている。
地図を見れば山口県から津和野方面に向かうなら、山口市から阿武川に沿ってほぼ真っ直ぐに伸びる国道9号線を使うことが主要なアクセス方法であると思われるが、萩と津和野をセットで回る観光というのは非常にメジャーだと思うので、この萩から直接津和野に向かう道路は、県道やらなんやらが入り組んで蛇行しているが、それなりに需要があるのではないだろうか。
それをうかがわせるように、単なる田舎道にすぎないこれらのルート上に、二つも道の駅が作られている。
萩から見て手前が道の駅ハピネスふくえ、奥の津和野寄りの立地にあるのが道の駅うり坊の郷katamata。
そして島根県に入って津和野の手前にもう一つ、道の駅津和野温泉なごみの里もある。
パネル状のガラス屋根が印象的な道の駅ハピネスふくえは、地元の農産物や花を売っている。
といっても時間帯のせいか、野菜はかなりが売り切れていた。
萩に近い場所なので季節がら夏みかんも沢山あった。
でも「エリーゼのために」のメロディーでポップスを歌った「キッスは目にして」がBGMに流れているのが可笑しかった。
まあ、今朝の俵山温泉の露天風呂でゴッドファーザー愛のテーマよりはマシだけど。なんか山口県ってBGMの選択が妙。