山口屋別館の浴室は大小ひとつずつある。
どちらも先客が無ければ鍵を掛けて使用できる家族風呂タイプ。
源泉は森の湯泉。森の湯泉は白猿の湯にも他の源泉とミックスされて使われているが、山口屋別館では単独で使用しているみたいだ。
まず大きい方に入ってみた。大きいと言っても4~5人程度向け。大き目の家族風呂として贅沢感があってちょうどよいサイズ。
浴槽は四角いシンプルなもので浴槽の縁は御影石だがあとはタイル張り。窓は広いが今は夜なので何も見えない。昼間見た感じだと、見晴らしは無く、ごく狭い坪庭のようになっていた。
お湯は無色透明。
にゅるにゅるした肌触りは町の湯より弱い。温度はごく適温。
もう寝る前だからここで髪の毛もしっかり洗う。
パパはこの一ヶ所で十分と言ったけど、もちろん私は大きい方を上がったら小さい方にも入ってみる。
二つの浴室のうち、大きい方はたぶん掛け流しだけど、小さい方は循環というか貯め湯。なんせ湯口から何も出ていなかった(町の湯の2号湯といい、俵山温泉は何も出ていない湯口が多いな・・)。
そして小さい方はマイクロバブルなんとかいう機械が突っ込んである。これは最初動いていなかったが、ためしに♪マークのスイッチを入れたら・・・
ゴゴゴと唸りながら泡らしいものが出てきた。なんだなんだ、この機械は。初めて見たよ。
湯上りはいい感じにすべすべになる。
このすべすべ感は町の湯よりも顕著な気がした。
俵山温泉はなかなかどうして美肌の湯かもしれない。
このすべすべを楽しみながら、ふかふかのお布団にもぐりこんじゃえ!