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■塩原温泉古式湯まつり■
塩原温泉旅行記

9.大賑わいの混浴、新湯の共同浴場寺の湯







 新湯最後の共同浴場は寺の湯
 ここは一応入ったことあるし、混浴なので夫は入らないと言う。
 でも私は入ったのは昔でお湯を覚えてないし、場所は目の前だし、新湯の共同浴場は7時からだけど、その三ヵ所をのぞくと他の施設に入れてもらえるのは早いところで10時からとえらい先なので、どうせなら入っていくと一人で向かう。





 むじなの湯を独占できたので、ちょっと期待したが、残念。まだまだ寺の湯は混んでいた。

 混浴なので入り口は一つ。
 そこから左右に脱衣所があって、浴室は一つ。
 でもこの狭い脱衣所がまた入り口からもガラス越しの浴室からも完全に丸見えなので本当に女性には入りにくい。身を隠すところが無い。




寺の湯は一番わかりやすい場所にあるかも


 さっきの新潟の女性の言葉を信じて、せっかく来たのだからとトライ。
 浴室には男性が4人ぐらいかな。
 入っている人だけじゃなく、2人ぐらい浴室でただ座っている人がいて、もうちょい目をそらしてくれたら入りやすいんだけどなと思いつつ入浴。
 入ってすぐにもう一人男性が来て浴室がいっぱいいっぱいな感じ。

 浴槽は左右に並んで二つ。
 右がぬるめで左が熱めと、やたら詳しそうな人が教えてくれる。
 正直、どっちもたいして熱くない。
 新潟の女性が朝一で入った時は猛烈に熱かったと聞いたけど、大勢入ってすっかり温度が下がったようだ。
 詳しい男性が、最近ここのお湯は熱いことが多く、水を入れないと入れない。昨日も観光客の女性が熱くて入れないと言っていたとかそんな話をしてくれた。



奥塩原新湯温泉 共同浴場寺の湯の浴室
この画像は今回じゃなくて、2001年3月に寺の湯を訪ねた時のものです、ちなみに。


 左の熱めは僅かな濁り。白い粉の湯の花が舞っている。
 火薬臭あるが、酸性のお湯に特有のぬるっとした肌触りがはっきりと感じられる。
 右のぬるめの方はかなりの濁り湯。といっても中の湯、むじなの湯ほどには白くなかった。








1-10塩原の高原大根お買い上げへ続く


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