子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質 ★★★☆☆ ぬるいこともあるが、かなり熱い時もあるので注意、硫黄泉なので多少の刺激有り
- 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
奥塩原 新湯温泉の宿泊するやまの宿下藤屋に荷物を下ろし、早速共同浴場へ向かうことにしました。共同浴場は三つあり、それぞれ宿から、徒歩1分「寺の湯」、徒歩2分「中の湯」、徒歩3分「むじなの湯」となっていて、このうち男女別浴槽があるのは、「中の湯」のみです(追記 2002年、むじなの湯も男女別浴槽となりました)。
部屋の窓から山肌に、硫黄の湯煙が上がっているのが見えましたので、まずはその方向に歩いてみました。すると「中の湯」発見。
しかし、ちょうど出てきたおじさんたちが、「ぬるすぎる!!」と言っていたので入浴を諦めて、次に「寺の湯」へ向かいました。
寺の湯は、のぞいた感じ、外観も浴槽も、中の湯と似ています。ただ、男女別のしきりが無く、入り口を入るとまず左右に丸見えの脱衣所(カーテンの一つも有れば女性も入りやすいのに~)、浴室には二つ浴槽が並んでいますが、湯温が違うだけで、そっくりです。
幸い、他に誰もいなかったので、早速、家族で入浴しました。深さも一歳二ヶ月の娘にちょうど良く、喜んで歩き回っていました。浴室も浴槽も木造で年季が入っていて、とてもいい感じ。ただ、窓が小さく硫黄の湯気がこもるため、どうしても薄暗く、また硫黄泉故、硫化水素を逃がすために絶えず換気をする必要があり、冬はやっぱり寒いです(仕方ないけど)。シャンプー、リンスはおろか、石鹸もありません。
でも、ここのお湯は硫黄泉の割に、あったまり度が高い。のんびり入るのがいいでしょう。硫黄泉なので白濁しているし、なにしろ湯気が凄いので、脱衣所さえクリアすれば、女性でも入りやすいです。
出るときにおじさんたちが入ってきて、ちょっと難儀しました(笑)
(2001年3月のレポート)
朝一番で来た時にはもう混んでいて、先に中の湯とむじなの湯に入ってきた。
最後にもう一度寺の湯に来てみたが、相変わらず空かない。混んでいると混浴は入りにくい。
入り口は一つ。
そこから左右に脱衣所があって、浴室は一つ。
でもこの狭い脱衣所がまた入り口からもガラス越しの浴室からも完全に丸見えなので本当に女性には入りにくい。身を隠すところが無い。
迷ったがせっかく来たのだからとトライ。
浴室には男性が4人ぐらいかな。
入っている人だけじゃなく、2人ぐらい浴室でただ座っている人がいて、もうちょい目をそらしてくれたら入りやすいんだけどなと思いつつ入浴。
入ってすぐにもう一人男性が来て浴室がいっぱいいっぱいな感じ。
浴槽は左右に並んで二つ。
右がぬるめで左が熱めと、やたら詳しそうな人が教えてくれる。
正直、どっちもたいして熱くない。
さっき中の湯で同浴した新潟の女性から、朝一で入った時は猛烈に熱かったと聞いたけど、大勢入ってすっかり温度が下がったようだ。
詳しい男性が、最近ここのお湯は熱いことが多く、水を入れないと入れない。昨日も観光客の女性が熱くて入れないと言っていたとかそんな話をしてくれた。
左の熱めは僅かな濁り。白い粉の湯の花が舞っている。
火薬臭あるが、酸性のお湯に特有のぬるっとした肌触りがはっきりと感じられる。
右のぬるめの方はかなりの濁り湯。といっても中の湯、むじなの湯ほどには白くなかった。
(2015年9月のレポート)
2022年5月に再訪したので画像を追加する。