富貴の湯を出たらあとは四万目指して一直線。
四万が近づくにつれて辺りは一面雪景色。
午前中の赤城山麓は快晴だったし、その後も雲は増えたけど日も差していた。
それがいつの間にかしんしんと降る雪で山も森も道も真っ白。もうずっとここでは太陽の光なんて見ていないような冬景色。
もりまた旅館の前に着くと、ちょうどパパとあやさんが中島屋から戻って来たところだった。
もう、夕方に到着する予定だったうつぼさんも着いていたみたいだ。ただ、うつぼさんは到着早々、他の四万のお風呂に入ってくると出かけてしまったそうだ。さすが。
今回は貸切でお願いしているので、他に宿泊客はいない。
1階に2部屋、2階に1部屋の計3部屋を使わせてもらう。
浴室は1階からさらに階段を下りたところ。玄関から見ると地下にあたるが川沿いの斜面に建っているので窓からは川が見えた。
その他に・・・露天風呂もあるよとご主人。
へー、露天風呂があるとは知らなかった。予想外で嬉しい。
みんなでご主人の後をついて玄関から外に出る。
ご主人は道路と建物の隙間の狭い急な階段を下りて行った。こんなところに階段があるなんて気付かなかったよ。
雪が積もっているのでちょっと怖い。
金属製のはしごが手すり代わりに横に掛けてある。
途中、背の高い人は頭をぶつけそうなポイントもある。
でも露天風呂は素晴らしかった。川が近いし、何より雪景色が絵になる。