1.最初の計画は伊香保温泉
子連れ旅行記をつらつらと書き連ねて70数件。
遠近取り交ぜて10年以上にわたって記録しているけれど、気がつくと子どもたちは二人とも中学生。
今後の子連れ旅行自体危ぶまれるところもあるが・・・といっても、今年も既に
春休み長崎旅行、
夏休み函館旅行とパパが忙しい時の母子旅行を経験しているし、私が同行していないから旅行記は書けないけどパパと長女で関西旅行も行ったし、これからは我が家の旅行形態はますます多様化していくと思われる。
ついでによその家は判らないが、たぶん親となんて旅行に行きたくない・・・とうちの子たちが言い出すのはまだまだ先のような気がする。
既に来年の夏休みは家族四人で沖縄に行きたいねなんて話も出ているし。
で、話を戻すが、子どもたちは二人とも中学生。
今年の夏休みはたまたま二人の部活の合宿等の日程が一部重なった。
8月の2日に次女を送り出してから、まるまる二日間は子どもが家にいないじゃん。
「どっか行っちゃう? 大人二人で」
これが今回の旅行の発端だった。
最初に予約を入れようとしたのは伊香保温泉の岸権旅館。
トクーで2人部屋でリーズナブルなプランを見つけてリクエストを入れたところ、翌朝には「お部屋はお取りできませんでした」との返答が。
あり得ない。
それともこんなものなのか。
リクエストはリクエストであって必ず予約できるものではないと知っているけれど、4人部屋を2人でとか、単価の安い子ども連れでとかいうわけではなく、2人部屋を大人2人でリクエストしてお断りとか、何がお気に召さなかったのか判らないが、プラン提示する意味がない。
無駄な手間と時間を取らされたことにちょっとぷんぷんしながら他を探すことにした。
伊香保はちょうどハワイアンフェスなどをやっていて面白そうだったし、久しぶりに夕暮れ時の石段街を浴衣で散策するのもいいなぁなんて思っていたのに。
繁忙期とは言っても一応平日。
安い宿も高い宿も沢山出ているのは確か。
ただ、せっかく行くなら普段なかなか泊まらないかなと思われるクラスの宿に我が家の許容範囲宿泊料で泊まる・・・のが、いい。
そう思って探すと、どこも中途半端と言うか、帯に短し襷に長し。
どこでもいいわけじゃなくて、ここに泊まりたいと思えるような宿・・・。
結局トクーでは見つからず、長崎旅行で世話になったじゃらんで探すことにした。
トクーの方が意外なお買い得品が見つかる可能性は高いんだけど、有名旅館をはじめ数ではやはりじゃらんに負ける。
今回は群馬で探したからトクーもそれなりに数はあったが、長崎、函館あたりで探した時は、やっぱりトクーは数が少なすぎて泣けた。
ちなみにこの文章はトクーやじゃらんを持ち上げるためのものでも貶めるためのものでもない。
単なる自分の使い勝手がどうかという内容。
どちらかというとトクーの方が目のつけどころが良くて好き
そしてじゃらんで探すことにより、新たにチェックを入れたのは
四万温泉の積善館。
部屋によっては元々比較的リーズナブルに泊まることもできる宿だが、それでも子どもたちを連れて四人で泊まるとなればそれなりに掛る。
二人なら高すぎず安すぎずちょうどいいかな。
四万温泉は日帰り含めて何度も出かけているけど、憧れの元禄の湯には入ったことがないし、いつも通りがかりに見る赤い橋の由緒正しい宿にいつか泊まってみたかった。
私は豪華な宿より歴史的建造物の方が好きなのだ。