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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

3.ベルパライソ










 屋我地島と古宇利島を結ぶ無料の橋としては日本で一番長いという古宇利大橋を背景に、海へ降りる坂道を下っていくとホテル・ベルパライソが見えてきた。
 一昨日、下見に来たからビーチも駐車場もどんな感じか判っている。
 駐車場はホテルの前と道向かいと二ヶ所にあるので、道向かいの方に車を停めた。
 ここは那覇の沖縄サンプラザホテルや同じく那覇のビジネスホテル 沖縄ホテルコンチネンタルと姉妹関係にあるリゾートホテルで、たぶんマイナーな今帰仁村では唯一のビーチリゾートホテルだと思う。BELPARAISOのロゴの最後の「O」が太陽のマークになっているのが可愛らしい。
 正面玄関から入ってフロントで駐車場代500円を払った。
 このときパパがnaruさんの言葉を思い出し、「これでシャワーやプールも使用できるんですか?」と尋ねたら、「はいそうです」という答えが返ってきた。
 でもこちらから聞かないと教えてくれなかったので、naruさんがアドバイスしてくれなかったら駐車場だけを借りて終わっていたかもしれない。




 そういえばもう今は日帰り入浴を受け付けなくなってしまったが、当時ルネッサンスリゾートオキナワの山田スパも入浴料を払うとビーチのシャワーやプールなどを使えたということを後から知った。
 駐車場や入浴料などにビーチ施設やプール使用料もサービスで含まれているというのは、もしかしたら沖縄のリゾートホテルでは基本なのかもしれないが、知らないと損だ。
 リゾートホテルのプライベートビーチで日帰りで遊ぶ企画などたてるときには確認しておくと良いかもしれない。

 とにかく山田スパの場合は入浴料だから一人千円とか掛かったわけだが、ホテル・ベルパライソの場合は駐車場代なのだから、一人じゃなくて一台で500円。
 つまりたったの500円で家族全員がトイレはもちろんシャワーもプールも一日自由に使えるということになる。
 これって相当リーズナブルじゃない?

 ホテルのロビーを横切り、正面からビーチに出た。
 空は真っ青。砂は白く海はエメラルドグリーンだ。
 白い桟橋やカラフルなカヤック、等間隔に開く紺と白のパラソル。
 クラゲ除けネットがどうにもさまにならないが、これはこれで仕方ない。
 泳いでいる人は家族連ればかりまばらに。
 うん、ホテル・ベルパライソのウッパマビーチ。想像以上の穴場だった。








8-4ウッパマビーチのネットの中でへ続く


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