昨日と同じ浴室なのに、誰もいないとこんなに違って感じられるものか。
入浴者が途絶えて少し間があったのか、床もほぼ乾いている・・・ということは・・・
やっぱり熱~い。
どのくらい熱いかというと、昨日はぬる湯と書いてある方が熱め適温で、あつ湯と書いてある方は頑張れば入れるけど地元の人が「我慢しなくていいのよ」と言うレベル。
それが今朝はぬる湯と書いてある方が、昨日のあつ湯なみ。
あつ湯の方は手を入れて入浴を断念した。
本気モードの「村民用」は甘くない。
無理をするのは体に悪いからやめとこう、と、既にへたれモード。
でも誰も入ってない大湯は、ぬる湯浴槽でもぴっちぴちモード。
鮮度抜群。
ゆでたまご臭に少しばかりの湯の花。
かなり熱いので体をのびのびと伸ばすまではいかず、広めの浴槽の中で段差になった隅に縮こまっている。
聞こえるのはお湯の流れる音だけ。
なんとも贅沢なひととき。
しばらくすると観光客の女性が一人入ってきた。
どうも連れがいたようようで、すぐに男湯から「あちーっ」という悲鳴のような声が聞こえてきた。