子連れ旅行温泉日記
滑川温泉湯治日記2-7
7.米沢上杉まつりその2
米沢市長の挨拶など終わり、2時にようやくスタート。
しかし、初めのうちは出陣の儀式など長々とやっているので子供たちは飽き気味。特にカナは、もうつまらないので2時半になったら帰るとパパに約束させた。
武田の出陣式が終わり、次に救援要請の使者が馬を駆って上杉陣営に現れる。
謙信は要請を受け入れ、こちらも出陣儀式を始める。
見られたのはここまでだった。
せっかく良い場所が取れたのだが、カナとの約束を守って席を立つことにする。
まあ、あまりに陣に近いので逆に出陣後はここはあまり良い観覧席ではなさそうだ。両軍入り乱れての合戦になってからは、絶対中央の段々になった桟敷席が特等席になる。
戦い前の両軍を見下ろしながら相生橋を渡れば、ぱらぱらと天気雨。
負ぶったらあっと言う間に背中でレナは寝てしまった。
ちょうど対岸を歩いているときに合戦の火蓋が切られた。
どーんどーんと砲弾が鳴り響き、硝煙がもくもくと上がった。
もうちょっと見させてくれればなぁ、せっかく来たんだからさ。
米沢上杉まつり絶好調。
武田軍の陣から望めば、ちょうど背景も絵になります。
きらびやかな出で立ちは、敵将 武田信玄なり。
スーパーで買い出しをしてから帰路につく。
国道から逸れて山道を登り始めたのは4時過ぎ。
狭い道なのに本当に対向車が多い。とてもこの先にあるのは二軒の秘湯と峠の駅だけとは思えない。
宿に戻ったら従業員さんに、「祭りを見に行ったにしちゃ帰りが早いと思ったら、なぁんだ最後まで見られなかったのかぁ」と笑われてしまった。
峠駅、
滑川方面に向けて高度を上げるところ
今日はいいお天気だった