和泉屋旅館に戻ると、すぐに女将さんが出てきてお風呂どうぞと中に招き入れてくれた。
「もしかしたら女湯はちょっと熱いかもしれませんね。午前中、パイプの調子でやたらとお湯の出が良くなっちゃって・・・あんまり熱かったら遠慮しないで水でうめて下さいね」
ああそんな、水でうめるなんて勿体ないと思ったけれど、本当にお湯は相当熱かった。
自分だけならまだしも流石に子供には入れないので遠慮なく加水させてもらった。
昨夜や今朝の女湯がやたらとぬるかったのが嘘のようだ。
見ると湯口に垂直に木の板が差し込んである。
出過ぎる時はこうして湯量調節しているようだ。今朝まではこの板は無かったから。
スキーの後の温泉は最高。
和泉屋のお湯ともこれでお別れ。
また来年遊びに来よう。