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◇◆信州高山温泉郷で夏休み◆◇

1.朝風呂は露天風呂へ






 透明なお湯の混浴露天風呂ではあるけれど、ここは女性にも入りやすいよう気を配った作りだ。
 脱衣所だけでなく、露天風呂に出る前に男女別のお風呂があり、そこで掛け湯したり洗ったりできるし、お湯に入るところも考えて作られている。
 しかも基本がタオル巻。
 松川渓谷温泉では、誰でも気楽にこの広い川沿いの露天風呂が楽しめるようになっている。






二日目 2008年8月14日(木)


 朝、目が覚めたのは7時頃だった。
 駐車場のトレーラーに泊まった子供たちはまだ朝寝坊しているようだ。
 露天風呂は夜7時までで翌朝は朝7時から。
 先に起きたパパはこの7時を待って露天風呂に向かうつもりだったようだ。

 ちなみに何故夜間入浴禁止かというと、もちろん階段など足下が危ないというのもあるだろうけれど、基本的に夜間にお湯を抜いて清掃するから。
 あの広い湯船だけど、毎日きちっと洗ってお湯を入れ替えている。
 もちろん循環なんてしちゃいない。
 掛け流しの極上湯だ。

 夜中に入りたければ宿泊者専用内風呂へ。
 こちらは昼間、清掃する。
 この日も一人、どこにも出かけないつもりでいたパパは、昼に入って追い出されたらしい。





 とにかくパパに誘われて、混浴露天風呂に行くことにした。
 昨日も一度階段を降りてみたが、日帰りのカップル客など多く、諦めた。
 どうせ3泊も宿泊するのだから、朝風呂などいくらでもチャンスはある。
 そんなわけで昨夜は中の内風呂だけにしていた。

 タオルを手にいそいそと石段を下りる。
 途中すれ違う宿の人がおはようございますと挨拶してくれる。
 木立の間から朝の日差しがもれる。
 日中はじりじりと暑く感じるが、流石に朝晩は空気がひんやりしている。
 石段を下り終えると左手に水車小屋が、右手に日帰り入浴の受付と食事処兼休憩室があった。
 松川渓谷温泉に二食付きで泊まると、ここで食事を出されるようだ。
 休憩室の建物の前には温泉卵を作る場所と、湧き水でスイカをふたつ冷やしている場所があった。
 露天風呂の入り口はさらに先。
 男女別のドアの足下は水がちょろちょろと流れているので、浴衣の裾をぬらさないように私は持ち上げて通った。






2-2バスタオル巻き混浴露天風呂へ続く


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