岩根の湯は、竜宮・甍の湯、森のこだまがある木涌館とは異なり、ロビー入って左のエレベーターを使う金涌館の方にある。
真新しい木造りの御夢想の湯(共同浴場の御夢想の湯と名前は同じだが)、その御夢想の湯の隣にある小さめ露天風呂の甌穴の湯と、岩根の湯はエレベーターを降りて階段を降りた先で左右に分かれる。
岩根の湯は少し古めかしい。
たむららしくない感じのお風呂とも言えるが、それがまた温泉らしくていいかもしれない。
比較的狭い岩根の湯の脱衣所は混んでいた。
家族連れが二組ぐらいいただろうか。でも浴室は無人だった。
レトロなタイル張りの浴槽。
床は石張りだ。
片隅に温泉の蒸気を利用した天然サウナがあるのだが、このサウナの表示が取れ掛けて半分ぶら下がっている。
ここのお湯は
四万たむらの中で一番硬いような気がする。
なんでだろう。たぶん源泉はみんな同じなのに。
ちょっとした使い方などの加減かな。
逆に一番柔らかさを感じるのは翠の湯だ。こちらはたぶん浴槽の材質がお湯の印象まで変えているんだろう。