まつだいファミリースキー場は、昨日見た
キューピットバレイと比較するとちっちゃいなーという印象だ。
リフトも一応2本あるのだが、一本は雪不足のためか稼働していない。
スキーセンターから上へ向かうペアリフトを降りると、黙って右か左の中級者コースを滑り降りるしかない。
右へ行くとさらに奥に初心者用の迂回路がある。
合計3本のコースは、結局途中で合流し、またスキーセンターに至るようになっている。
去年と違って道具は全て持参したので、レンタルショップも素通り。中途半端な時間だったけど四人分の1日券を購入して早速リフトに乗った。
ちょっとストックが長すぎるせいかレナは何も持たずに滑りたがるので、リフト乗り場に並ぶのに苦労する。ほんのちょっとした斜面が登れない。姉のカナがこうやるんだよとハの字歩きを示してみるが、上手く歩けずパパが引っ張り上げていた。
リフトはパパがレナと。ママがカナと。
カナはまだふてくされている。
うちの娘たちはホント気分の切り替えが下手だ。
相変わらずカナは一直線に降りていく。
雪も柔らかいし斜度もそれほどきつくないのでこの滑り方で安心なのは判る。
というか、むしろ溶けかけた雪が削られて変にぼこぼことしているので、ターンを繰り返すと雪に板を取られそうになる。
それでもレナはきっちりとターンしている。
パパがお手本を見せると、コピーするようにその後をなぞってついてくる。下半身の安定ぶりがすごい。
先に一番下に着いたカナが「私が一番速いね」と言う。
レナがむっとする。
カナが速いのは当然だ。だって直滑降すればターンするより滑走距離が短い。でも本当に上手くなろうとしたらそれでは駄目。それしか滑れないと近いうちに行き詰まることになる。
親のそんな気持ちを察するのか、一度ははしゃいだカナは再び反抗的な態度を取り始めた。
もう滑りたくない。もう帰る。もうスキーつまらない・・・。