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がんばれ新潟 *古民家で過ごす夏休み*

13.夏の古民家



 お祭りはあとは夜の花火を楽しみにするとして、午後3時半、みらい一号館に向かった。
 途中ワカイ測量に寄ると、奥様が出てきて鍵は開いているのでそのままチェックインしていいと教えてくれた。
 一号館は年末年始に四泊している。
 もうかつて知った道。

 眼下に雲海が広がることで知られる芝峠温泉に向かう道を途中で曲がり蓬平地区へ。
 集落の中を抜けるとき、いつも自分たちっていかにもよそ者っぽいよなぁと感じる。
 この村の中では、みんなそれぞれ知らない顔はいないのだろう。私たちの日頃暮らす東京とはまったく違う。
 集落を見下ろす最後の坂を上るとようやくみらい一号館。


戻ってきた、貸民家みらい1号館 戸を全て開け放つと、向こう側の景色が見えて風が通る


 冬にはあんなに寒かった古民家も、夏は風が通り涼しく快適だ。
 家の周りには紫陽花、山百合など咲き乱れ、大葉や通草、菖蒲も。
 蜩が鳴き、蜻蛉が飛ぶ。
 暗い土間に入ると空気がひんやり。
 これぞ日本の田舎だよね。


土間 囲炉裏の部屋




1-14.カエル池転落事件へ続く


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