◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

4.黒川温泉入湯手形を使い切る

　さて、実はまだ黒川温泉入湯手形があと1枚残っている。
　新明館グループ三湯めぐりのスタンプもあるのだから、本当は三湯めぐりを使って新明館と、湯めぐり手形を使って他にもう一ヶ所旅館のお風呂に寄っていくのが一番お得なのだが、今日は帰る日だし、最後は福岡に出て、太宰府天満宮や博多を観光する予定もあって、まあ黒川温泉で寄るのはあと一ヶ所かなということになった。

　もちろん露天風呂巡りの入湯手形は六か月間の有効期限内ならいつでも使えるのだが、この旅行から帰ったら、半年以内に黒川温泉を再訪できる可能性はほとんど無い。
　そうすると、新明館に立ち寄りするには三湯めぐりスタンプの方が100円安いが、入湯手形を無駄にしてしまうくらいならそちらから使おうということになった。

　あっ、入湯手形を使うなら何も新明館じゃなくてもいいんだけど、ここまで来たら黒川温泉の有名どころを制覇するのもいいかなとパパが乗り気に。

　念のためチェックアウトの際にフロントで確認してみたが、新明館は朝8時半から日帰り入浴を受け付けているとのことで、安心して出発。
　車に乗る前に仲居が記念写真を撮ってくれた。
　私は自分が写真を撮るばかりで、自分の写真はあまり無いのでたまには写るのも嬉しい。