子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 九州温泉巡り旅行記*阿蘇-長湯温泉-黒川温泉 > 3-5七里田温泉館と下湯(ラムネの湯)

◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

5.七里田温泉館と下湯(ラムネの湯)






 七里田温泉は最初温泉仲間の義満さんが教えてくれたところだが、とにかく炭酸のアワアワが凄いらしい。
 さっきまでいた長湯温泉が日本一の炭酸泉で売っている温泉地で、かつ、その中のラムネ温泉館の露天風呂はアワアワで有名だが、それより凄いらしい。もう想像がつかない。

 だけど行ってみた結果、昨日行きそびれて今日の訪問になって良かったという結論に達した。
 それはつまり、先に七里田温泉に入ってしまったら、昨日のラムネ温泉館すら霞んでしまったかもしれない・・・そういう意味だ。


長湯温泉から七里田温泉へ


 長湯温泉から西へ進んでいくと、途中で昨日来た県道30号線から右へ入る道があるが、右へ入り田舎道を進んでいくと七里田温泉に到着する。
 他に温泉を引いた民宿もあるようだが、外来客が立ち寄るのは七里田温泉館という日帰り温泉だ。
 ここは別名「木乃葉の湯」という施設なのだが、七里田温泉の本髄と呼ばれるのはこの露天風呂や休憩室も備えた立派な建物の方ではなく、ちょっと離れた別棟の湯小屋、下湯。ラムネの湯の異名を持つそっちだった。





 なお、下湯は七里田温泉館に入浴料を払い、鍵を借りてから入浴するシステム。
 七里田温泉館の自販機には、木乃葉の湯の入浴料300円と下湯の入浴料500円が別々のボタンになっており、両方に入れる700円の共通券もあった。
 今回私たちはついつい下湯のことばかり考えて下湯にしか入らなかったが、時間があったら木乃葉の湯と両方入ってみたかった。

 到着は8時47分。
 昨日の内牧温泉宝湯と同じパターンで、まだ施設が開いていない。ガラス戸の向こうはカーテンが閉まっている。

 近づいてみるとドアに下湯に関する注意書きの貼紙。
 「下湯(ラムネの湯)ご利用のお客様が多いため制限時間いたします 時間制限1時間」
 「下湯(ラムネの湯)ご入浴される方は、受付まで申し出てください」
 「お客様へ 下湯(ラムネの湯)、ご入浴の方は、入浴料金とカギの補償金(1000円)を準備してください」

 ふむ・・・とそれを読んでいると、管理人と思しき奥さんが出てきて「開館までもうちょっと待ってくださいね」と言って玄関前を掃きはじめた。
 どこへ行ったのかと思っていたパパが坂の下から戻ってきて、「あったあった、あっちだよ、ほんの2、3分」と教えてくれる。どうも下湯の様子を見に行っていたらしい。


営業時間になってオープンしたばかりの七里田温泉館


 そして時間になって鍵を借りる。
 よっしゃ一番風呂。
 手のひらサイズの将棋の駒型の板に鍵が括り付けてある。それを持っていそいそと下湯へ。
 下湯のある場所は地元の人でないと判らないような細い私道みたいなところだが、二ヶ所の曲がり角には「ラムネの湯」という看板と矢印があるので迷わない。
 しかしラムネの湯の文字の周りに丸い泡がいくつも描かれている様子は昨日のラムネ温泉館とそっくりだ。





矢印に従っていけば下湯(ラムネの湯)に到着する。
この黄色っぽい建物が下湯。



3-6アワアワのラムネの湯へ続く


九州温泉巡り旅行記*阿蘇-長湯温泉-黒川温泉 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME