二日目 2007年2月10日(土)
朝起きたのは7時過ぎだったと思う。
もう地蔵の湯で湯治をしている晶ちゃん、えんぴつさん、消しゴムさんの三人は朝の時間湯に出かけてしまった。
寝ぼけ眼でコンドミニアムのキッチンに行くと、だださんが、もう紺碧七さんたちが来るよと教えてくれた。
私たちはこのコンドミニアムを三泊押さえた。
昨夜泊まったのは我が家の四人と、だださん、晶ちゃん、えんぴつさん、消しゴムさんの8人。
今夜はさらに紺碧七さん、義満さん、しんたさん、す~さん、雪さんの5人が増える。
その他に、オリーブさんポパイさん夫婦と生後5ヶ月のハルちゃんが日帰りで遊びに来ることになっている。
明日の夜にはえんぴつさんと消しゴムさんとす~さんと雪さんはお帰りになり、蕎麦屋の主、小枝子パパが日帰りで遊びに来てくれることになっていた。
私は紺碧七さんのお友達であるしんたさんと、だださんのお友達であるすーさん、雪さんとは初対面になる。
いい天気だった。
雲は少しあるけれど、概ね晴れている。
朝早くから草津入りした紺碧七さんやしんたさんがおしゃべりしていると、
地蔵の湯の時間湯を終えた面々が帰ってきた。
今回自宅から5.5合炊きの炊飯器を持ち込んでご飯を炊いたが、あっと言う間に空っぽ。足りなかった人たちはパンを食べた。
パパが小松菜の味噌汁を、だださんがスクランブルエッグとかりかりベーコンを作ってくれた。
めいめい食べ終わってお茶やコーヒーを飲む段になってようやく落ち着いてきた。
「カナがスキーに行きたくないって」
うーん。
スクールに入りたがらないのは知っている。でもスキーそのものも嫌だって?
「自分で聞いてきたら」とパパが言う。
判った。聞いてこよう。
カナもレナも朝食を食べ終えたらさっさと部屋に戻ってしまった。
それどころかレナなどみんなと朝食を食べるのも恥ずかしがって、ダイニングではなくキッチンの方に置いた小さいテーブルでこっそりと食べていた。