内湯はさっきいったん入りかけたあそこだ。
窓は広く取られているが、景色は露天風呂を見た後だと湯気であまり見えないなという印象。
それよりこちらの特徴は白い浴室の壁一面に表現された洋風なレリーフ。
湯口すらもそのレリーフのモチーフのひとつとなっていて、そこから源泉が流れ落ちている。
お湯は露天風呂より白濁して青白く見えた。
泡も露天風呂よりずっと多く、湯口の下で両掌を合わせるとその間でつぶれる感触がある。思わずその感触が楽しくて、何度も掌で挟んでつぶしてしまう。
泡のせいで肌を滑るような感覚もある。
味はじゅわっとして美味しい。
本当は露天風呂も内湯ももっとゆっくり入りたかったが、後ろ髪を引かれるように上がると、ちょうど湯上りラウンジでパパに追いついた。
ほぼ同じようなタイミングで上がっていたようだ。
男湯の露天風呂に付いて聞いたら、私と違って迷わず辿りつけたらしい。
でも場所は駐車場の先で、本当に丸見えみたいなところだったよと。
露天風呂に行った時は清掃が終わってお湯を貯めているところだったそうだ。
ちなみにこの男湯の露天風呂は、足元湧出泉で日帰り入浴時間が終わった後は混浴になるらしい。つまり女性が足元湧出の露天風呂「椋の木」に入ろうとしたら、泊るより他に無いってことだ。
うーん残念。