子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > レンタルキャンピングカーで北海道*北海道キャンプ旅行記 > 7-12留寿都を過ぎて真狩へ

◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

12.留寿都を過ぎて真狩へ











 まっかり温泉は真狩村の村営日帰り温泉だ。
 2000年にまだ小さかった子供たちを連れてルスツに滞在した時に何度かかよった。
 小さい子を連れているときに親切だった施設は特に印象に残るもの。
 その中でもまっかり温泉は今でもいい施設だったなとほっこりと思い出す。

 あと近所にレストラン・マッカリーナというのがあったはず。
 当時も高級レストランで(確かユリ根の料理が有名だった)子連れだし予算オーバーで無理と行かなかったが、その後洞爺湖サミットの時に、各国首相の奥様方が食事をしたとかでさらに有名になったらしい。

 車は洞爺湖を半周し、洞爺温泉病院のある道から内陸に入り、230号線を北上。ちょうどルスツを通るルートだ。
 パパが「あっ、キツネ!」と言った。
 寝そうになっていたレナが目を開ける。
 道端にまだ若そうな一匹のキタキツネが座ってこっちを見ていた。





 空は相変わらず青かったが、少し日が傾いてきたのか光の量が少なくなってきた。
 今日の日が落ちたら東京に帰らなくちゃならない。旅の疲れもなんのその、終わりの近い寂しさの方が先に立つ。

 走っても走っても羊蹄山の大きさは変わらない気がした。
 前方だったりカーブがあると右手に移動したりしたが、ずっと大きな存在感を保ってそこにある。
 頂上にクリームみたいなふんわりとした雲を乗せている。
 大きなアップダウンも無く、ゆるやかな丘があるぐらいで区画された畑の緑と、遠くの森林、地平線近くの山々。
 美瑛みたいな有名な景色では無いかもしれないけど、本当に気持ちのよい眺め。


いつまでもこんな景色の中を走っていたい。旅の前半の鬱陶しい天候が嘘のよう。



 留寿都の村役場を過ぎてルスツリゾートの手前で左折。
 道道を直進すると真狩村の中心地を過ぎて、畑以外何もなくなってきたところにまっかり温泉があった。丸太を活かした三角屋根のログハウス風デザインだ。






7-13真狩村のまっかり温泉へ続く


レンタルキャンピングカーで北海道*北海道キャンプ旅行記 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME