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◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

13.丹頂鶴自然公園






 確かに近かったようだ。
 丹頂鶴自然公園に向かう途中で、山花公園オートキャンプ場への表示板のある横道を見かけた。
 スマホのマップを見たら、むしろ隣接に近い。
 但し、思ったよりずっと山花公園が大きいので、隣と言っても近いとは限らない。直通の道路が無ければ大回りしなくてはならないし、問題はオートキャンプ場の入口がどこにあるかで違ってくると思ったが、表示板があるなら帰りはそれに従えば大丈夫だろう。





 町ではなく緑の中をしばらく走って到着した丹頂鶴自然公園の駐車場は閑散としていた。
 公営の施設なので派手さは無く、家族連れに動物(鳥)を見て楽しんでもらおうと言うよりも、丹頂鶴を保護し、繁殖させ、市民にも観察してもらい理解を深めてもらおうという場のように思える。
 入口は臙脂の屋根のログハウス風管理棟だが、今にも雨の降りそうな空模様が拍車をかけているのか、暗い印象だ。





 入場料も施設の維持経費と思えば良い。
 管理棟に入ると左手に受付があり、中をつっきって反対側に抜けるようになっている。
 施設のほとんどは屋外なので、丹頂鶴も外にいるようだ。

 管理棟を出るとすぐ右手が傷病丹頂収容施設で、実際の見学場所は左手に真っ直ぐ伸びる通路沿いになる。
 通路の左手は金網が続いていて、そこに鶴がいるようだ。
 金網は四方を囲っているだけで上は開いている。
 レナが鶴が逃げないのかなと言った。
 金網の中にはそれぞれつがいの丹頂鶴が飼われているようだった。
 元々餌を貰えるから逃げなかったのだろうと思うが、鳥インフルエンザの問題が心配された時から羽の一部を切って飛べないようにしているのだそうだ。
 実際に逃げるよりむしろ他の鳥が入ってきそうだ。カラスも飛んでいるし、小型の猛禽類も金網にとまってこちらを伺っている。





 金網にはところどころ丹頂鶴の顔の付いた丸い板が付いている。
 これは鶴の顔をくるりと回すと丸い穴が開いて、そこからカメラで撮影できるように工夫された仕組みだ。
 普通に金網に押し当てて写真を撮ると、どうしても金網が写ってしまうから。
 この他に金網のあちこちに貼られている丹頂鶴や湿原のイラスト入り説明パネルがよくできてる。可愛いし面白い。






2-14鶴の餌やりへ続く


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