◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記
北海道のSAは関東のPAクラス。
そんな風に思う十勝平原サービスエリアだ。
うん、まあさっきのキウスPAよりはずっと規模が大きい。
何故かドッグランとかあるのが驚き。あとプレハブの十勝平原マルシェと書かれたパン、ソフトクリーム、フランクなどを売っている店舗が三つ並んでいる。豚丼、ゆでとうきび、とかちハヤシなど地産グルメ系の食品もある。
十勝平原マルシェの隣に一軒だけ色の違うプレハブがあって、中は無人だけど観光パンフレットが沢山置いてあり、十勝観光インフォメーションセンターと書かれていた。
ここで近隣の各市町村観光リーフレットや観光マップを一揃い頂いていく。
地図とグルメマップは役に立った。特に「とかちであそぶ観光マップ」という一枚ものの地図は頁で切れているガイドブックの地図より使いやすく随分活用させてもらった。
休憩と言うには短い時間だが、すぐにまた道東自動車道を走り出す。
自動車道はこの先、芽室、帯広、音更帯広、長流枝PA、池田とここまでほぼ東へ直線で伸びていて、その先は北東へ曲がり、本別Jctで足寄と浦幌に分岐する。
この分岐もさっきのいつまでも開通しなかった夕張とあわせて何だか変な感じだな。どっちも大きな町に通じているでもなし、ほんの一区間ほどで分岐させてどうするんだろ。
とにかく池田で一般道に降りることにする。その先に行くと山道を通る羽目になる。山道は見た目の距離以上に時間が掛かる。今日はとにかくできるだけ早く釧路まで走ってしまいたい。
池田で高速を降りた後は十勝川に沿って海に出る。
直線距離だと国道38号線をそのまま走って、海に出る手前で浦幌の中心部に曲がった方が近いかもしれないが、どうせなら海へ行っちゃおう。いい?と聞くとパパからOKが出た。
そういえば浦幌の中心部はさっき書いた道東自動車道の浦幌インターからめちゃくちゃ離れている。浦幌町が南北に細長いせいもあるのだが、あのインターに浦幌って名前をつけるのには無理があるんじゃないか? 無理っていうか、利用者にとって紛らわしいと思うんだけど。
池田インターで降りてからの景色は平地だけど湿地帯。
どこかケアンズの空港から市内に向かう道に似ている。
木々に縁どられた濁った河を渡る。
もうじき海が見えるはずだ。北の海が。