4.福地温泉 昔ばなしの里
休憩所はクーラーもないのに涼しかった。屋根があるだけでこんなにも違うものか。窓から吹き抜けていく風が気持ちいい。
絵の上手なマコちゃんは、義満さんの絵を描いてあげた。
すごい。絵手紙みたいだ。義満さん本人にそっくりで、しかもちょっと若返っているところがポイント高い。
ところで、昨日も書いたように私たちは、最初の予定ではキャンプ場に二泊するはずだった。
パパは一泊では平湯のように遠い場所まで決して行かないし、明日の月曜日、休暇も取れたからだ。
本当ならテントも一泊では組立が面倒なので張りっぱなしにしておきたいところだが、何しろ台風接近中だ。念のため、今夜の宿は手配した。
Tocooという旅館の空き室直前投げ売りシステムを使うのは初めてだった。
ただ昨日、出発前にネットで確認したが、そのときはまだ、予約は確定していなかった。
この休憩所でパソコンを繋いでみた。
えーと、今夜の宿(予定)は、
新平湯温泉の古宝館。
良かった。大丈夫。取れていた。
さあ、今夜は温泉宿でぬくぬくだー。
義満さんとはここでお別れ。
子連れメンバーはランチを食べて解散することにした。
そこで
福地温泉にある昔ばなしの里で食べることにした。
昔ばなしの里は、去年
高ソメキャンプ場に来たときも、お昼を食べたところだ。イワナの塩焼きとお団子が美味しくて、レナはここに住みたいとかなんとか言っていた。
日帰り入浴もやっていて、パパはここの温泉も気に入っている。
囲炉裏には今日もイワナと団子の串がぐるりと刺してある。
めいめい定食とか塩焼きとか団子を注文した。
あっという間に囲炉裏の串は全部抜かれてしまった。
yuko_nekoさんは、イワナの骨酒を飲んだことが無いという。
パパが偉そうに作り方を講釈する。
昔ばなしの里では骨酒用のイワナも売ってくれた。イワナが一匹500円、骨酒だと2,000円。酒代や手間賃を引いても骨酒は高すぎ?
yuko_nekoさんは二匹、パパは一匹買った。このまま常温保存でお正月ぐらいまで保つという。酒飲みは、うはうはだ。
帰りがけに子供たちにお団子をもらった。
この昔ばなしの里、前に来たときも思ったけど、本当に商売っけが無い。
ここでぽこさん・マコちゃんとも、yuko_nekoさん・がっちゃんさん・ちび姫ちゃんともお別れ。
楽しかったよ。
また絶対一緒に遊ぼうね。
やっぱり年の近い子供がいると、旅行も楽しいよね。