4.三峰の湯を探して・・・
三峰の湯は、ナビに場所は乗っているもののそこに至る道が乗っていない。いや一応地図上に途中までの道はかかれているが、途中で切れている。
行ってみれば判るかなぁ。ちょっと…嫌な予感。
行き過ぎたのでUターン。左手の細い道を登り小さな踏切を渡る。なんだか迷いに迷った
林温泉への道に似ているな。気のせいでありますよう。
赤城高原あたりでちらほら降り出した雪は、このあたりに来てだんだんうっすらと積もり始めた。ちょうど私たちが来るのにあわせて雪を降らせたかのようだ。
ここだろうと思う道に、「通行止め、通り抜け不可」の表示あり。
しかたなく曲がるのを諦め、先へ行く。道は細く、ついにナビにまったく記載の無い場所に出た。ここはどこ?
それでも方角的にこちらだろうと思う方へ行けば…また通行止め。
さっき営業しているか念のため電話をしたところ、ちゃんと通じたのでどこかしらに三峰の湯に至る道が存在してるはずなのだが。
いきなりナビの表示が変わった。
突然、現在高速道路を通行中。何で?と思ったら目の前に現れたのは関越道の高架。カーナビよ、いくら自分の知らない道を走っているからって、安易な判断はやめて。今、高速道路なんて走ってないってば。
行かれる方向行かれる方向へしかたなく走り続ければ、いつしか元来た国道、振り出しだ。
やっぱり迷った。
こっちじゃないかと細い道を入ってみればすぐにダート。仕方なくUターンしようとすれば、危うく畑に転落しそう。こんなところで泥にはまったら笑い話ではすまない。
最初の通行止めの表示に戻り、迂回路を探す。
パパがよく判らないけど…と言って今までとは反対のほうへ向かってみた。
すぐに道は新しい広い道になり、我が家の古いカーナビはそれを認識せず空中を飛んでいるような表示になった。
ううむ、これが正解らしい。
途中からは分岐ごとに看板があるので判りやすい。
あっという間に三峰の湯。