4.ようやく入れた草津温泉は…
草津温泉館は大型ホテルの草津ハイランドホテルが経営する日帰り温泉施設だ。狭い温泉街の中に入らず、国道から簡単にアクセスできるのが便利だ。加えてスキー場から適度に離れているので、スキー客の混雑も無さそうだ。
大人800円、3歳以上400円のところ、先日購入した広報社の「群馬の温泉」付きクーポンで一人あたり200円引き。
入って右がレストラン「ホーエンブロイ」。左が浴室だ。
時間が時間なので腹ごしらえが先。メニューは目新しいものは無いけれど、値段はとっても安い。
レナがソフトクリームのポスターを見つけて、食べる食べると大騒ぎ。ちゃんと残さずご飯を食べて、いい子でお風呂に入ったら買ってあげるとパパの常套句。
お腹がいっぱいになったところで温泉。
確かに穴場かも。広い浴室はちらほらと人がいるくらい。脱衣所には長いベンチが沢山あったので、ベビーベッドはないけれど乳幼児連れも使いやすいかもしれない。
お風呂は内湯の浴槽が三つ、露天風呂の一部が洞窟風呂になっている。あとサウナ。一通り揃っている。
内湯の三つはそれぞれ、源の湯という熱めで深めの浴槽、憩いの湯という適温の浴槽、気泡浴の温めの浴槽と並んでいる。
とはいえ、源の湯ですら大して熱くない。三つはそれぞれ段上にお湯が流れていくので温度が冷めていくという仕組みらしい。
ということは源の湯が一番いいお湯?
「源泉」と書かれた湯口が付いているのはこの源の湯だけだ。でもこの源泉、浴槽の大きさに比較してあまりにもちょろちょろとしか出ていないんだけど…残りは全部内部で循環?
湯口にはびっしり塩が固まったような析出物。
露天風呂は展望はあまり無いが、一応本日のメインイベント雪見風呂の条件を満たしている。露天風呂の一角にある洞窟風呂は人一人分という狭さだが、ここのお湯が一番良さそう。熱いし鮮度もいい感じ。ここだけ足元に湯の花が沈殿している。
一緒に入っていたレナは、ママが洞窟に入ってしまうと怖いらしく「早く出て出て」と涙声。
お湯は、ああ知ってるお湯だ。ゴールデンウィークに入った
西の河原露天風呂と同じだ。すっぱ苦く渋みもある。ごくごく僅かな甘い硫黄の臭い。緑がかった透明で、かなり肌がぴりぴりと来る。万代鉱源泉というのがこれ?