3.紅葉と秋桜の妙義山
道の駅のちょっと下に、妙義町立ふるさと美術館がある。美術館には入らないけど、ここの駐車場で車を停めてみた。コスモスが満開だったのだ。コスモスのピンクと紅葉の錦、それに妙義山。ちょっと面白い取り合わせ。カナ、レナ、お花の中で写真を撮ってみない?
じゃあ、磯部かなと思ったが、センター系の割りに珍しくパパは乗り気でない。
時間が11時半を過ぎたので、お昼の心配をしているのだ。何か美味しいものが食べたい。どうも今回の群馬旅行ではまともな昼食を食べられる率が低い。恵みの湯でも何か食べられるだろうが、群馬に来て良かったと思えるような美味しいものが待っている保障は無い。
…どうしようか。
パパが選んだのは、西下仁田温泉荒船の湯。
釜飯やざる蕎麦など食べられるらしい。
今度は私が乗り気でなくなる。
下仁田方面に行くなら、西下仁田じゃなくて
下仁田に入りたい…。それに荒船の湯の露天風呂を写真で見る限り、綺麗に刈り込まれた植木ばかり写っていて、なんとなく紅葉の季節に入りたいお風呂かどうかよく判らない。
対する
下仁田温泉清流荘は前々からちょっと行ってみたかった温泉だ。調べてみると立ち寄り時間は11時から2時半まで。昼食も取れるらしい。これはどう?と提案してみた。
旅館の昼食は子連れに向かないだろうとパパ。
まあねぇ…気ばかり使って食べた気がしない割りに高くつくし。
そうだ。下仁田で食事をするところがあればいいんだから…。
そこで荒船の湯をやめて、254号線を左折、下仁田の町へ向かうことにした。