榛名湖日記その2 第二日目  ◇発見!! 究極の雪遊びゲレンデ◇


1月13日(日)

目が覚めたら、今日もいい天気。
管理人さんに聞くと、ここからスキー場に行くなら、草津方面がお勧めとのこと。
じゃ、朝ご飯を終えたら早速出発しますか。

出発前、管理人さんが、すぐそこに白鳥が一羽来ていると教えてくれた。その場所を通ると、車の中からも湖に浮かぶ白鳥が見えた。

1時間半ほど走り、草津シズカ山スキー場への分岐点を曲がると、周りの景色が急に白一色になってきた。渋滞も全くなく、快適だ。
と、前方から来た対向車が止まり、窓を開けて「あのー、この先、リフトが動いていませんよ」と教えてくれる。
ん? 空は快晴、風もなく、こんな日にリフトが止まっているとはどういう意味?
「いえいえ、うちは子供と雪遊びが目的なんで、構わないです。でもありがとう」と伝えて先を急ぐ。
みんなで顔を見合わせて…「何だか判らないけど、ラッキー」



到着した草津シズカ山スキー場。見て、この広いゲレンデが、私たちのプライベートゲレンデのよう。



聞くと、このスキー場は既に何年か前につぶれているそう。
写真に写っているリフトも、もうずっと放置されたまま。
雪遊びをしている子供達には危険な、スキーヤーやボーダーの一人もいない。混雑も喧噪もない。真っ青な空の下、そり遊びに最適なただっ広い緩斜面と、雪だるま作りのためにあるような、圧雪されていない雪。
望んでも、滅多に手に入らない、絶好の雪遊び天国。

ちらほらといる人影は、この穴場を以前から知っているのか、スノーモービルを楽しむわずかな人たちと、ソリや雪だるまで遊ぶ子供連れの家族が何組か。本当にそれだけ。


だってこの広いスペースに、私たち一行8人を入れて、これだけしか人がいない。


ソリに乗せたナオくんを引っ張るナオくんのパパ。重いぞ~。筋状の雪の跡はスノーモービル。



雪だるま作りにいそしむ我が娘達。ナオくんとケイくんも手伝ってくれたよ。


ほーら完成。みんなで作るとあっというまだね。耳とリボン(小石)をつけて、これはミニーマウスの雪だるま。



ナオくんやケイくんは上手にソリで滑るのに、何故かレナが滑ると、すぐ仰向けになっちゃって、リュージュみたい(笑)。


だからほら、滑り降りてくると、こんな感じ。まぶしくて目をつぶっている。


カナは恐がり。自分ではほとんどソリに乗らない。一回乗ってみなよ。やだ~っ。

いやはや…まさかスキー場がつぶれているとは思いもしなかったのだが、こんなに理想的な場所にたどり着くとは、大ラッキー。
風もなく、気温も高く、もう最高の雪遊び日和。



昼食は「ろくもんせん」というお蕎麦屋さんで。

お腹がいっぱいになったら、次はお風呂。
前回榛名湖に来たときに行きそびれた川中温泉などどうかな?

川中温泉 かど半旅館は、日本三美人の湯として有名である。


本当に川の中に湧いていたので川中温泉というらしいぞ。
到着したのが1時半。フロントで聞くと、2時半から宿泊客のチェックインなので、それまでにあがってほしいとのこと。まあ、一時間あればなんとか。
入るときちょっとカナがバタバタしていたので、カナと二人、遅れて行ったら…手前から、女湯、男湯、大湯(露天風呂入り口)、薬湯と、のれんが並んでいた。廊下に露天風呂の女性専用時間が記載されていたので、さては露天は混浴かなと思いつつ、大湯(露天風呂入り口)ののれんをくぐると、中に入っていたパパが出てきて、ここは男湯だという。仕方なく、戻り、女湯と書かれた入り口から入った。
後から聞くと、露天風呂は廊下をさらに先に行ったところに入り口があって、その外だそうだ。しかし、今の時期は大変ぬるいとの注意書きがあったそうで、パパは写真だけ撮って入らず戻ってきたらしい。


これがその写真。いい感じだけど、流石にこの季節、ぬるいといわれるとちょっと辛い。


内湯はけして広くはないが、鄙び具合がちょっといい感じ。お湯はさほど熱くなく、さっぱりしている。美人の湯というのでぬるっとするのかと思ったら、まったくしない。入っている間は、つるつるすべすべという実感は無いが、あがってすぐ、タオルで体を拭いている間にも、さらさらした感じがあり、これが美人の湯の効能かと思わせる。

それじゃ榛名湖に帰って、一休みしよう。
明日は最終日。碓氷峠鉄道文化むらに行ってみる予定。


続く…


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