子連れ旅行温泉日記
グランデコ雪遊び日記1-5
5.高湯極楽露天風呂
お風呂自体は繋がっているし、お湯は透けない白濁湯なので混浴楽勝かと思いきや、これがそうでもない。というのは混浴との境の辺り、お風呂がとんでもなく浅いのだ。はっきり言って足首ぐらいまでしかない。身を隠すところが無いとはこのこと。仕方が無いので諦めて立ち上がり、タオルを垂らして移動することにした。
足元がおぼつかない。幼児連れだしタオルに気を取られるし、何より下が平ではなくぼこぼこしていてそれが白濁湯で凹凸が見えない。
打たせ湯があるあたりでようやく身を沈められるくらいお湯が深くなってきた。
この辺は妙に温い。
奥にカナの姿が見えた。そして隣に洞窟湯があり、そこに若い女性が二人入っていた。男性はパパのほかにはおらず、先客は女性だけのようだった。
一番奥はやっとのんびり入れるくらいの深さだった。ここで適温。
ゆで卵臭。それもちょっと痛んだくらいの卵が強烈に臭っているような臭い。味はわずかに苦味もあるけどクリアな酸っぱさ。卵の殻を細かく砕いたような粉状の濁りで、手足はまったく見えない。
空が真っ青に澄み渡っているので、雪の白、お湯のペパーミントグリーンが際立って美しい。やっぱり露天風呂は快晴の日に限る。
高湯温泉安達屋旅館
の混浴露天風呂。
おっ、湯煙の向こうにカナがいる 湯口からは痛みかけたゆで卵みたいな臭いのお湯が惜しげもなくドバドバと…
こちらは大気の湯の一番奥、深さも温度もちょうど良いあたり。
青空が目にまぶしいでしょう。
最高の雪見露天風呂です。 こちらは打たせ湯のあるあたり。
浅めでぬるめ。
左手奥に竹垣のついたてが見えますか? あの向こうは男子禁制
パパに、あなたがいるから洞窟風呂の女性たちは混浴から出られずにいるんじゃない?と聞いたところ、自分が入って行ったら記念撮影をしてほしいと頼まれたくらいだぞと返された。
それなら安心か(何が?)。
あちこちに雪がほっこりと積もっているので、カナとレナは雪遊びに熱中。特に病み上がりのレナは冷えるといけないので、何度もお湯の中に入れさせる。
ああ、いい湯だな。
ここはとっても気に入った。
パパもでしょ?
湯上りの肌はすべるよう。パウダーをはたいたすべすべ系に近いが、僅かにガラス玉を転がしたようなすべすべ感もある。肌はかさかさせずしっとりしている。漂白色白効果もあるかも。
脱衣所で靴下を履いたら、何故か足の裏が痛い。この痛みはまさか…と思い靴下を脱いでみたら、ざくっと切れていた。どうも岩で切ったらしい。
お湯の中しか通っていないのだから、切ったとしたら、混浴と女湯の境の温くなっている辺り…。にごり湯の岩風呂はスリルと危険がいっぱいだ(笑)。
高湯
は切り傷にも効くというけれど、温泉で切り傷を作っていたら世話がない。とほほ。
こちらは男湯の内湯。
湯気でよく見えませんが床も木で感じ良いです。
湯上りは入り口の水で…。これは温泉じゃなくて沸き水です。冷たくて美味しいよー。
1-6.福島の郷土料理 ゆず沢の茶屋
へ続く
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