子連れ旅行温泉日記
グランデコ雪遊び日記1-6
6.福島の郷土料理 ゆず沢の茶屋
ゆっくり入っていたらお腹がすいてきた。朝も早かったしパンを齧っただけだものね。どこかお昼を食べられるところを探そう。
安達太良山を下って、南下する。
ガイドブックを捲ると、土湯温泉の手前にゆず沢の茶屋という店を見つけた。福島の郷土料理、柚子味噌の田楽など。どう?
場所は四季の里やこけし博物館のそば。横道に入ったところにある。
カーナビでここだと思う場所にマーキングすれば、出た表示は「福島駐屯地実弾射撃場」。
…本当にここでいいのかな?
そんなところに食事処があるのかな。
実弾射撃場内でご飯を食べるのは嫌だな(笑)。
曲がり角に看板が出ていた。大丈夫みたい。
細い道は、道の右側が自衛隊の駐屯地で左が民家のようだ。看板が無かったらとても判らないような場所に、そのゆず沢の茶屋はあった。
ゆず沢の茶屋外観。
ちょっと小奇麗な旅館みたいな佇まい。 入り口の暖簾
それにしても「福島駐屯地実弾射撃場」は勘弁して欲しい(笑)
古民家風の佇まいはなかなかいい感じ。
食事処というより旅館のようだ。
時間がまだ12時前と早いので、通された部屋は他に先客がいなかった。
窓からは雪の庭が見える。
定食が三種類。
そのうち二種類を頼むと、大きなおにぎり、煮物、豆腐、柚子味噌の田楽などが出てくる。味は濃くないのにしっかりと染みていて美味しい。柚子味噌の田楽は、鰊、里芋、蒟蒻、豆腐などでほとんど子供たちに食べられてしまった。食欲の無いレナもなめこの味噌汁は喜んで飲んでいる。
美味しい昼食だった。
上 囲炉裏のある席
ちなみに私たちは普通のテーブル席で食べた
下 おにぎりや豆腐のついた定食 上 座席から見えた景色
雪の庭を眺めながら食べるのはなかなかいい感じ
下 ゆず味噌田楽の定食